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帰還の為の根回し その2

 二人の剣豪が互いに向き合う。

 一人は柳生宗厳。

 もう一人は丸目長恵。


「いざ」

「尋常に」


「「勝負!!」」


 その対決を俺は眺めることしかできなかった。



 九州帰還のための挨拶回りで勝竜寺城に入った俺たちは三好家や幕府要人、公家との会見を積極的にこなしていた。

 一応ここに来た理由は松永久秀に挨拶をするという目的があったのだが、応対してくれた本多正行曰く、二条御所の方に行っているらしい。

 戻ってくるまで待つことにしたのだが、その待っている間に井筒女之助がこんな話を持ってきたのである。


「ご主人。

 今、京には面白い武芸者が来ているって話だよ。

 なんでも、『兵法天下一』の高札を掲げて、諸国の武芸者や通行人に真剣勝負を挑んでいるとか」


 ぴくりと柳生宗厳の耳が動いたのを俺は見逃さなかった。

 もちろん、井筒女之助も。


「でね。

 その武芸者さん、この勝竜寺城の城門前で同じ高札を掲げているんだって。

 ご主人がこの城に入った後に」


 井筒女之助が楽しそうに柳生宗厳の顔を見る。

 ここまで言えば、その意図は俺にも分かる。


「モテる男はつらいね♪柳生殿」

「これも定めでしょうな」


 畿内一の剣豪である柳生宗厳に挑戦状を叩きつけているのだ。

 それを無視できるようなら、剣豪なんて名乗ってはいけない。


「井筒殿。

 案内をお願いしたい」


「待て。

 お前一人行かせるものか」


 立ち上がった柳生宗厳を俺が制す。

 要するにいい暇つぶしだろうと井筒女之助は報告したわけで、暇になった俺たちはそれを見世物として楽しもうと思った訳だった。

 まさか、その出会いが戦国ベストバウトにノミネートされる大一番になるなんて想像すらつかず。


 城門前にはたしかに『兵法天下一』の高札を掲げた侍が数人俺たちを睨んでいた。

 そして、高札を持った若侍が一歩俺達の前に出る。


「京に上って、愛宕山、誓願寺、清水寺とこの高札を立てて勝負を求めたが、誰も応じるものはおらなんだ。

 やっと応じてくれる侍が出たか!」


 後ろに居たのは弟子か何かなのだろう。

 高札を彼らに投げ渡して、俺たちの方に近づく。

 その視線が既に殺気として放たれており、井筒女之助と果心が俺をかばうために前に出る。

 つまり、そのレベルの剣豪という訳だ。


「何。

 畿内には名高い剣豪が居てな。

 とても天下一等おこがましくて名乗れなかっただけよ。

 で、身の程知らずは早死するぞ」


 この手の口合戦も戦術の一つ。

 相手を挑発しあいながらも冷静に間合いを計り、己の武器である刀で相手を何度も斬り殺す空想を具現化するように心技体を整えてゆく。

 俺たちは止まり、柳生宗厳だけがその侍に向かって歩いてゆく。


「ほぉ。

 その剣豪がそなたという訳か。

 では、手合わせ願おうか?」


「手合わせは承知した。

 だが、剣豪については違う。

 都一番の剣豪とは先の公方様こと足利義輝公よ」


「なるほど。

 師匠と共に剣技を披露したが、たしかにあの公方様は優れたお方だった」


 柳生宗厳が立ち止まる。

 その殺気が散り、言葉に疑問の色が浮かぶ。


「待たれよ。

 まさか、お主の師匠は我が師こと上泉信綱殿か?」


「おうとも!

 上泉信綱が弟子が一人、丸目長恵参……何!?」


 あと一歩で間合いにはいろうとした丸目長恵も立ち止まる。

 つまり、同門対決という事だ。

 慌てて俺が口を挟む。


「この試合、和泉国守護代大友主計助が預かる!

 待たれよ!!」


 正式名称の名乗りを行ったのは、見世物からちゃんとした試合に格上げする為。

 丸目長恵も俺の顔と言葉で頭を下げたのだが、出てきた言葉が俺の想定外だった。


「大友主計助……菊池殿の忘れ形見か!!!」


 あ。

 まったく予想していない所から誘爆した。




 丸目長恵。

 肥後国相良家の武将だった男である。

 畿内まで来て武者修行みたいな事をする為に相良家の看板はつけていないが、だからといって相良家と完全に切れている訳ではない。

 肥後国南部を地盤とする相良家は名家ではあったが、内紛と外敵の侵攻でその内部に色々と問題を抱えていたのである。

 まずは俺の父だった菊池義武を謀反失敗時に庇護した事から、阿蘇家をはじめとした肥後北部の家々との関係が悪化。

 これは外交交渉で同盟を結ぶことでなんとか解決したが、今度は薩摩国島津家や日向国伊東家との対立や天草への介入などに追われていた。

 で、彼がこんな所で何をしていたかというと、相良家の使者である。

 新公方足利義栄に拝謁し、幕府や朝廷に派手に金をばらまいて権威をもらおうとしていた。

 これに幕府も朝廷もあまり良い顔はしなかった。

 その理由は俺にある。

 正確には、俺という存在の背後にある大友義鎮の顔色を伺ったという方が正しい。

 金に目がくらんで、大友家を代表して畿内で暴れる俺を敵に回したくなかったという訳だ。

 更に幕府将軍家の代替わりがこれに拍車をかける。

 このために丸目長恵の本来の任務である、相良家の官位獲得は現在まったく進展していなかったのだった。


「よろしければ菊池殿に、ご助力を賜りたく」


 状況説明をしてくれたのは丸目長恵の弟子たちの中に隠れていた犬童頼安。

 任務が任務なだけに、妨害を警戒したのだろう。

 幕府や朝廷との交渉は彼が本当の担当である。

 初めて菊池姓で呼ばれたなという感慨も置いておいて、帰る前に降って湧いた厄介事に頭を抱えてしまう。


「賜るも何も、俺は大友の縁者だぞ。

 大友に不利なことをするつもりはないぞ」


 まずは筋道論で拒否。

 このあたりのやり取りはちゃんと定石がある。

 大友義鎮の官位は、従四位下左衛門督。

 これを越えたり並んだりするのは駄目という訳だ。

 それにそった形で犬童頼安は今度は感情論で揺さぶる。


「それはご理解申しております。

 ですが、菊池様に相良への温情があるのならば、曲げてご配慮を賜りたく」


 父親を助けた恩を返してくれという感情論で迫られるとこちらも拒否するには忍びない。

 なお、俺は父親が相良家に逃れた時にできた子である。

 拒否して恩知らずと罵られるのはあまり良い気分ではないし、それを別の誰かに付け込まれるとも限らない。

 敵はできるだけ作らない方がいいのだ。


「具体的に、どのあたりを狙っていた?」


「修理大夫」


 犬童頼安の即答に頭を抱える俺。

 戦国時代というのは実力社会とよく言われるが、実は少し違う。

 正確には、実力しか価値の基準が無かったという時代で、実力社会だからこそ一部地域では権威というのがすごく影響力を持っていた時代だった。

 その典型的な場所である九州を例に出そう。

 九州六カ国の太守の大友義鎮が従四位下左衛門督。

 南九州の名門で薩摩・大隅・日向に勢力を張る島津貴久が従四位下修理大夫。

 両方とも名門でそれにふさわしい実力を持っている家と地域の国人衆は思っている。

 ここ超大事。

 国人衆ごときに都の官位や権威にアクセスできるコネも金もないのだ。

 では、大名クラスはどうだろうか?

 具体的に言うと、日向伊東家だ。

 国人衆より勢力があって、京にばらまくコネも金も確保できるのならば、この権威が買える。

 で、実際に伊東家はそれをした。

 日向国伊東家当主伊東義祐は武家としては最高位である従三位の位を得て、現在は出家して三位入道と名乗っていた。

 ある意味、武家ならばここまでは取れるという最高官位である。

 まあ、その上の従二位まで昇叙した大内義隆なんてのもいるがひとまず置いておこう。

 この結果、


「見ろ!

 おらが殿様は大友や島津より上だぞ!!」


と威張れるのだ。

 そして、その権威は都へのアクセスがない国人衆にとても強烈に効く。

 もちろん、最終的には合戦で勝敗がつきその権威なんてものが剥がれたりするのだが、その前段階での国人衆対策に、この官位というのはものすごく有効なのである。

 では問題だ。

 日向伊東家はまだ日向一国をなんとか治めている古い家というのもあって、大友家や島津家も嫌な顔はするが、文句を言うほどではない。

 だが、肥後半国程度の支配領域しかない相良家が、大友家や島津家と同格の官位をもらったらどうなるだろうか?


「見ろ!

 相良家は小さくとも、大友と島津と同格と朝廷は言っているぞ!!!」


 なお、史実はこれをやらかして大友家と島津家が幕府と朝廷に猛抗議をしたとかなんとか。

 ついでに言うと、四国の片隅に居る一条家が西日本における影響力がどれほど大きかったかといえば、この都の権威そのものだからに他ならない。

 話がそれた。


 修理大夫は従四位下相当官で大友義鎮と同格である。

 主に内裏の修理造営を掌る役職なのだが、この役職九州ではブランドになっていた。

 ぶっちゃけると、歴代の島津家宗家当主が任官されていた役職なのだ。

 これを取りに来たというのは、今の島津家当主を認めていないと言っているに等しい。

 現島津家当主は島津貴久。

 もちろん修理大夫に任ぜられている。

 相良と島津の対立は抜き差しならない所にまで来ているらしい。


「取るには銭が要るが用意できたのか?」


「それについては、十二分に」


 何処にそんな銭があると尋ねてみれば、相良家という収入のからくりが見えてくる。

 南九州を見ると、薩摩国大隅国はシラス台地のせいで米を作ることができない。

 その為、南九州の米どころは盆地部に作らざるを得なかった。

 その南九州最大級の盆地が、相良家の本拠地である人吉盆地だった。

 必然的に南九州で米を食べたいならば、人吉盆地の米をぼったくり価格で買わないといけない。

 人吉盆地の生産高は二万石程度だが、その米にはぼったくり価格がつけられて八代から売られていたのである。

 また、盆地の恵みである木材も重要な収入源で、相良家の資金源はこれらを運ぶ球磨川の掌握なしには語ることができない。

 更に、近年の相良家は天草に介入したことで南蛮交易にも手を出していた。

 堺に並ぶと称されつつある博多の繁栄ぶりはこちらにも聞こえ、その中継寄港地の一つである天草を手にしたことで相良家は南九州の大名家の中でもかなり裕福な家として知られていたのだった。

 銭束で幕府と朝廷をぶん殴り続けられたならば、それは叶っただろう。


「三好殿が亜相におなりになった事で、空いている今が好機。

 銭に糸目はつけぬ故、何卒ご助力を」


 三好長慶が先ごろまで修理大夫だったのも、幕府や朝廷が渋っていた理由の一つだろう。

 だが、彼が亜相、つまり大納言に上がったことでその障害も取り除かれた。

 やっと俺は、この茶番が仕組まれていた事を悟った。

 彼らから見て相良家が求める修理大夫の最後の障害が大友家であり、俺だったという訳だ。

 で、俺への面会の為に丸目長恵に茶番を演じさせたと。


「今は無理だな。

 だが、下なら取れるぞ」


 現在の朝廷は新公方足利義栄がまだ従五位下左馬頭なのに、三好長慶が従三位権大納言、三好義興が従四位下修理大夫についており序列の崩壊が発生している。

 三好政権だからある意味これは正しいのだが、傀儡は権威が実務者より上だからこそ傀儡たり得るのだ。

 その為に、大急ぎで足利義栄の官位をあげるために幕府と朝廷は奔走するはめに陥っていた。

 地方大名である相良家が現状で金をばらまいてもそれどころではない理由がこれである。


「修理亮。

 これでは不満か?」

 

 犬童頼安の無言が不満である事を見事に表していた。

 それだと、島津の下につく事になってしまうからだ。

 だから、次の言葉で俺は真意を悟らせる。


「今はと言っただろうに。

 このまま手ぶらで帰るのも悪かろう。

 近く朝廷では大規模な人事の刷新が行われる。

 その時を狙いなされ」


 足利義栄の急登板がいかに唐突だったか、武家序列崩壊が見事に響いている。

 それを是正するための人事が近いことを示唆して、俺は犬童頼安に妥協させたのである。




 そして冒頭に戻る。

 同門対決となった柳生宗厳と丸目長恵の試合を、新公方の箔づけという形で二条御所での御前試合に格上げした結果、新公方足利義栄以下ずらりと見物人達が。

 それを眺めていた俺に後ろから声がかかる。


「面白いことを考えてくれますな」


「これもまたまつりごとというものです。

 松永殿」


 さすがに後ろに居る松永久秀に顔を向けるのは失礼なので、微動だにしない二人を眺めながら悪巧みを続ける。

 挨拶も大事だが、九州帰還時に生き残る為の札を確保するのもここに来た目的なのだから。


「来ている相良家の者には、ひとまず修理亮を渡すと言ったが不満だろう。

 修理大夫を得るまでは諦めぬ様子で」


「で、大友殿は何か考えがおありで?」


「島津からの抗議はひとまず置いておこう。

 問題はその時に同格となるお屋形様への釈明だ。

 だからお屋形様の位を上げようかと考えておる」


 ここまで言って、ピンと来ない松永久秀ではない。

 その前例があるからこそ、その前例をあげた。


「伊東三位入道殿ですな」


 下から上がる連中を落す訳にもいかない以上、自家の官位を上げるしか無い。

 三好家や大内家などの前例を踏襲する事にする。


「最終的にはそこだが、帰るまでの根回しは無理だ。

 帰った時の土産という形にしたい。

 で、参議を狙っている」


 さすがに長く続く朝廷ゆえにこのあたりの抜け穴はちゃんと整備されている。

 参議の定員は八人だが、権官の拡大で定員などあってなきようなものになっている。

 で、この手の官位売却が金になるのは朝廷も知っているから、見て見ぬふりをする。

 参議は四位以上の位階を持ち、かつ以下いずれかの条件を満たす必要がある。


 蔵人頭・左右大弁・近衛中将・左中弁・式部大輔の役職についていた者。

 五ヶ国の国司を無事に務め上げた者。

 三位の位階を持つ者。


 大友義鎮は九州探題として、豊後・豊前・筑前・筑後・肥前・肥後六カ国の守護に任ぜられているので、五ヶ国の国司を無事に務め上げた者に該当させる。

 更に、左右近衛中将・左右兵衛督・左右衛門督のいずれかを勤めた位階四位の人を『非参議』という呼び方で呼んでいる。

 次の参議候補者みたいなものなのだ。

 手頃な土産として狙わない方がおかしい。

 松永久秀に会いたかった理由がこれである。


「承知した。

 船に乗るまでに、権参議として朝廷に推挙しておこう。

 動くぞ」


 大友宰相という手土産はすぐに頭の片隅に消える。

 松永久秀の言葉で前を見据えれば、まさに丸目長恵が柳生宗厳に斬りかかろうとしていた。

 若武者丸目長恵はその力の全てを一刀に賭け、袈裟斬りで柳生宗厳に迫る。

 剣豪としては熟達の域に達していた柳生宗厳は構えたまま動かない。

 いや。

 そのまま木刀を手放す。


「っ!?」


 誰もがその意図を読みかね、その落ちる木刀に視線が行ってしまう。

 一刀に賭けていたはずの丸目長恵ですらも。

 その刹那の隙を逃す柳生宗厳では無かった。

 無駄に伝のある松永久秀は後で俺にこう語った。


「見事な意趣晴らしですな。

 流れは違えど、疋田景兼にしてやられた型で返しおった」


 丸目長恵のがら空きの胴に柳生宗厳の拳が入る。

 その一撃に丸目長恵の顔が歪み、木刀が落ちた事で勝負がついた。




「見事である。

 何か褒美を取らせよう」


 試合後、興奮した足利義栄の言葉に柳生宗厳は頭を上げてその願いを告げた。


「でしたら、どうかそれがしにお暇をお与え下さいませ」


 この場合、それを決めるのは俺と松永久秀になる。

 褒美として自分をクビにしてくれという柳生宗厳の理由が皆に聞こえるように伝えられた。


「主君松永様の命によって大友殿のおそばに控え、大友殿の戦をつぶさに見ておりました。

 大友殿の戦は理にかない、その発想は剣にも通じると感じ、此度の戦に使わせて頂きました。

 我が剣を師、上泉信綱様にお見せしたいのです」


 なるほど。

 相手が一撃全てを賭けてくるのならば、それを真正面から受ける必要はないわな。

 将軍たちが見守る御前試合で相手を焦らし、囮などの意外性の一撃で相手の注意を反らせて、こちらの切り札を叩き込む。

 戦略環境を整え、相手に主導権を渡さず、一撃で殲滅する。

 若狭の戦まんまだわ。

 それを剣に応用してみせるのだから、その道のチートってのはすげぇとしか言いようが無い。


「お主が離れたら、誰が大友殿につくというのだ?」


 松永久秀の言葉に、柳生宗厳は痛みでうずくまりながら平伏する丸目長恵を見据えて言う。

 その顔には、年下の兄弟子という複雑な環境を綺麗に表していた。


「丸目長恵殿を」


 これだけの舞台を作ってしまった以上、柳生宗厳の願いを俺も松永久秀も断るつもりはなかった。

 なお、丸目長恵は俺の剣を見て柳生宗厳以上にもったいないとぼやくのだが、それは後の話。

上泉信綱 かみいずみ のぶつな

丸目長恵 まるめ ながよし

犬童頼安 いんどう よりやす

島津貴久 しまづ たかひさ

伊東義祐 いとう よしすけ

疋田景兼 ひきた かげとも



6/2 権威がらみの話を加筆

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