表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
人間嫌い達による異世界冒険!  作者: 月ノ宮
SeasonⅠ
7/11

緊急クエスト

投稿不定期ですみません。

2021年8月18日 9時53分 莉音視点


花月拉致救出から10日後の朝が来た。

今日は久しぶりにパーティーメンバー全員でクエストに挑みに行くため、ギルドに向かった。


◇◇◇


ギルド内に入るとクエストボードの前に人集りができていた。

よく耳を澄ますと、


A女

「危険度5って...」


B男

「あぁ、前に挑戦してた奴が木端微塵にされてたな...」


C男

「うぇ、あれからまだ2ヶ月も経ってねぇのに、またかよ...」


D女

「確か、転送者の中に聖勇者様が居るって話も...」


などと言っていた。

最後の言葉は...ま、まさかな...。


花月

「あの、緊急クエスト、受けよう」


夏木

「は、はぁ!?1冗談じゃないぞ!」


夜桜

「私も夏木君と同じ」


「どうして行きたいのか、教えてくれるか?」


花月

「嫌な事が起こりそうだから...。人が殺される場面が頭の中でループしてる」


(ステータス閲覧...)


                  ステータス

Lv 9

攻撃力 370                  魔力 160

防御力 180                  俊敏 390

【スキル】

剣術 攻撃力上昇(中) 未来予知Ⅱ 


そういう事か...


「夏木、花月には未来予知というスキルがあるから、行った方が無難だと思う」


夏木

「...分かったよ」


「夜桜もいいかい?」


夜桜

「りょーかい...」


花月

「ありがとう。天月君」


「だが、花月も油断しないようにすること!油断は冒険において大敵だからな」


花月

「う、うん。分かった」


そうして俺達は、緊急クエストに参加したが周りからは、「お陀仏だな...」「怖いもの知らずかよ...」

などの批判な声が上がっていた。


◇◇◇


2021年8月18日 10時34分 莉音視点


緊急クエスト参加者の集合場所に20分前に来ると何組かのパーティーが準備をしていた。

その中に、見覚えのある顔の子が黙々と準備をしていた。


「な、なぁ...」


フォルカ

「何?って、何で莉音がここに!?」


「フォ、フォルカじゃないか。何でって言われても...緊急クエストに参加した以外何もないじゃないか!フォルカこそ何でここに?」


フォルカ

「金を稼ぐため...だけど...」


「そういう事か...『どうしたの?莉音?』いや、何にも」


来てよかった。なるべくフォルカは守ろう。


???

「皆さん!今日は集まって頂きありがとうございます」


(あいつは、誰だ?)


アズライン

「私の名前は、アズラインと申します。では、今回の緊急クエストのルールを説明したいと思います。それではまず初めにー」


説明を簡単に言えば、


Ⅰ.活躍したものに多くの報酬金が支払われる

Ⅱ.最低でも銀貨3枚は支払われる

Ⅲ.パーティーの誰かが亡くなったら、そのパーティーは強制的に中止となる


ということだ。


アズライン

「それでは、3分後に出発をしたいと思う。各パーティー準備をしておいてください」

コメントお願いしますッ!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ