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上原　蓮　　奴隷屋での出来事

2021年8月7日　15時25分　蓮視点

俺は、ひたすらに森の中へ進んでいった。

すると、目の前に『奴隷屋』と書かれた建物が佇んでいた。俺は、恐る恐る中へ入るとそこには奴隷の子が沢山いた。

オーナー

「おや、ここにお客さんが来るとは珍しいですねぇ。何かお探しですか?」

「あぁ。」

オーナー

「おぉ、そうですか、そうですか。変な質問をしますが転送者ですか?」

「あぁ、そうだ」

オーナー

「ではでは、この中からお好みの奴隷を持って行ってください」

「ありがてぇ。なら、この子をくれ」

そうして俺が選んだのは、小柄の獣人の女の子だ。

オーナー

「ほぉ、お目が高いですね。その子はー『説明はいいからさっさとくれ』すみません。では...」

ガチャ...ギーィィ

「金はいくらだ?」

オーナー

「金は要りません。この裏社会では転送者が一番偉いので。しかし、タダで貰えるのは一度のみなので」

「ふ～ん。分かった。じゃ!」

そうして俺は、『奴隷屋』を後にした。

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