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愛されなれなくなった訳は特にない

作者: しなふ

他に愛がないからと、愛させれている訳ではない

愛が移るから、愛されなくなる訳ではない



「ねえ、明日なんだけど、休みでしょ?

どっかでランチして、買い物に行かない?」

「ん?

あぁ、いいんじゃない?」

まったくスマホから目を離さないまま、貴方が言う

それは、

『別に予定も無いしいいか』

ってことね


ちょっと前までは誘いかけていたのは貴方だったのに


別に、

貴方に他の誰かの影があるとか、そう言うことは無い

ただ、

私に愛が薄くなったと言うこと

裏切られた訳ではないけど、いや、裏切られているのかしら?ね?


「行きたいお店があったの

楽しみだわ」

「そうか

よかった」

また、スマホから目を離さずに、貴方は応える


『貴方なんか、いらないわ』


と言えるほど私の愛は薄くない

まだ


貴方の首に腕をまわす

スマホから目をあげた貴方は

欲と、妥協と、義務と、薄い愛の瞳で

私をみる


キスをして、肌を合わせても

感じる想いは変わらなくて

切ないのに

離れられない




いつか

貴方から薄い愛も無くなってしまうのか


それとも

私が耐えられなくなるのか


もしかしたら

貴方の愛が




でも、今は

欲と、妥協と、義務と、薄い愛に

誤魔化されて、流されて


まだ

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