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国王がいなくなりました。  作者: 木賊
四章 リウム視点
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驚きの真実

キサラギさんに会いたいな、って思った。

だからキサラギさんに会いに行く!!


「ふんふんふん♪」

鼻歌まじりで町を歩く。

すると、所々にピアスとかをたくさん着けた人が歩いていた。

気味悪...

そう思っていると、その人は私の元にまっすぐ近づいてきた。

「えぇ...?」

「あ。君、リウムちゃんだよね?」

「何で私の名前を知ってるの?」

私の名前を知っている...と、言うことは。

「私、いつの間に人気者になってるの!!?え!本当!嬉しい!」

ピアスの人はドン引きしている。

反省反省。

「で、リウムちゃん。話を戻すよ。」

喋るたびにベロについてるピアスが姿を見せる。

キモい。

「リウムちゃん。落ち着いて聞いてね?」

「まぁいいけど?何?」

私は耳を疑った。

「え?キサラギさんが死んだ...?」

「うん。庭で血を流して死んじゃったんだって。」

ピアスの人はニコニコしている。

「ちょっ...それ、どこで聞いたの!?ねぇ!!」

ピアスの人は笑顔で、

「じゃ、言うことは言ったよ。アディオース!」

そう言って人混みの中に消えていった。

嘘...キサラギさんが死んじゃったなんて...

私はしばらくそこに佇んでいた。

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