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00年代の頃の私。

前回の話の続きです。


で、ここからは完全な自分語りになるけど。


私はその頃から心を病み始めて、ドンドン、猟奇的なものとか人間の殺し方みたいな本とかを沢山、集め始めた。他人よりも遅れて、ダークなヴィジュアル系バンドにハマった。


心の病の症状が書かれた本なども沢山、読んでいた。

それから、メンヘラサイトをよく漁っていた。


上述したミステリーやダークなラノベでも「内容が軽い」と思うようになった。


ラノベとか、オタクコンテンツで自分の心象風景を消化し切れなかったから、

露骨に心の闇を歌っている、ダークなヴィジュアル系バンドや、それに付随しているゴシック・ロリータ文化に惹かれるようになった。

読む本は「乙女」や「ロリィタ」という言葉を流行らせた嶽本野ばらなんかを読んでいたような気がする。三原ミツカズの漫画なども多く購入した。雑誌のKERAやゴシック・ロリータ・バイブルなども大量に集めた。



そんなんで、当時のオタクの友人達とは距離が出来た。

というか、距離を置いた。


ちなみに、当時の友人達とは、

最近、マジック・ザ・ギャザリングを一緒にしたり、一緒にカラオケに行ったりして、また、遊んだりしたけどね。



とにかく、自分の人格をどう形成するかに関して必死だった。

ありとあらゆるジャンルを漁って、何を考えていたのか知らないがアイドルグループ、プッチモニの写真集なんかを、ブックオフの百円コーナーで購入していた。

本当に、何を考えていたのか自分でも分からない。



で、最終的に処分せずに残ったのは、日本文学だと江戸川乱歩とか夢野久作とか渋澤龍彦などだった。

他にも、殺人本や拷問本などだった。


根本的に社会の全てから弾かれている、っていう心象を今でも持っているので。

とにかく、定期的に所謂「黒いコンテンツ」に触れないとおかしくなる衝動に駆られる。


漠然と「プロになったとしても、絶対にこういうものばかり書いたりする作家になるんだろうなあ」と思っていた。



昔は西尾維新を崇拝していた為に、西尾氏の色々なジャンルを書いてみたいとか、

一日で数百枚書いたとかを目標にしていたんだけど、どっちも模範しようとして駄目になった。


色々と心を病んでいた為もあって、文学賞に応募できる作品を書き上げられなかった事を、今でも、トラウマみたいに抱えていたりする。



ちなみに、この文章は、昔よくあった、ブログや個人WEBサイトで、

評論や体験も交えた極私的なエッセイ、みたいなものを目指している。



最近だと簡単なまとめサイトで、流行っているコンテンツをおおまかにまとめているものが多いので。

こんな「古色蒼然」とした、いまどき他の人はやらないエッセイがあってもいいだろ、と思いながら書いていたりします。


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