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Sin Prophecy  作者: mirror
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開戦――『風爆発破《ブラスティングブラスト》』&『天で咲く花《ファイアフラワー》』

怒涛の三日連続投稿。

自分にしては頑張った方なので、自分で自分を褒めようと思います。

「騎馬隊五千、歩兵隊六千、共に布陣完了いたしました!」

「よし。すぐにでも動けるようにしておけ」


 伝令が敬礼して前線へと戻っていく。

 最前面に全騎馬隊を配置し、その後ろに歩兵を配置した単純極まりない突撃陣形。

 その最後陣から自軍全体、そしてすでに肉眼で視認できる距離に同じく騎馬隊を前面に押し出した形で布陣する敵軍を見渡す。


「あとはお前次第だ、レイネート」

「はい」

「私は今回、タイミングが重要な騎馬隊において最前線で指示を出す。もちろん、お前の合図に従ってな」


 両軍が平野において睨みあう段階に至っても、将軍は笑みを浮かべている。

 僕はといえば、緊張でうまく言葉が発せない状態だ。

 作戦の合図を、魔法にしておいてよかった。肉声だったら、確実に失敗する。


「では、私は前線にいく。後発の歩兵部隊は頼んだぞバルディオ」

「お任せください」


 戦闘用にしつらえた白銀の鎧と槍で、愛馬である白馬に乗る将軍。

 周りが芦毛の馬ばかりの中、あんな目立つ色だと狙われると思ったのだが、どうもそれが狙いらしい。

 突撃する騎馬隊の中であえて敵の目を惹くことで、兵士の損耗を減らし、将軍の人並み外れた武勇を最大限に活用できる、とのこと。


「この作戦、成功すると思うか、レイネート」

「成功させてみせます」


 僕が言えるのはそれだけだ。

 不安要素がないわけではない。

 実際に戦闘を経験したことの無い自分、連合の動き、初めての魔法利用法。それに、実験するわけにもいかなかった今作戦の根幹。

 それでも、立案した以上は全力で作戦を遂行する。


「この数日、お前の魔法と斥候を一部割いた工作部隊で時間稼ぎしたが、そのせいで連合兵の数が増えている。

 昨日の段階で、騎馬が八千、歩兵が一万だ。作戦なしでは厳しい数だということはわかっているな?」

「はい」

「ならいい」


 それだけを言うと、副将軍も歩兵部隊の指揮へと馬を走らせていった。

 残ったのは、十名の護衛と僕だけ。

 宣戦布告による同時開戦でない以上、この戦いはいつ始まるかわからない。

 お互いの軍がタイミングを計り合い、一瞬でも遅れれば戦線を押し込まれる危険がある。


「チャンスは、一度」


 深呼吸をし、『遠視』を起動した。

 自軍にピントを合わせた左目と、敵軍を視界に入れた右目。両目を本格的に同時利用するのは初めてだが、タイミングを計るためにはやるしかない。


 目を開いた瞬間、両軍の前衛が動き出した。



 両陣営のほぼ中央地点で、騎馬部隊同士が衝突する。

 形勢は互角。数に頼んで大きく展開する連合を、将軍を先頭に錐のような一点集中で敵を崩していっている。

 帝国兵の士気は高い。

 長い遠征をしてきたにも関わらず、戦いらしい戦いをする前にルーンキラーを始めとする小集団による遊撃戦法の被害を受け、略奪等は禁止。鬱憤を晴らす絶好の機会である今日は、兵全体が待ち望んだ戦いに歓喜していた。

 それに加え、先日の士気高揚策。僅か二日間だけのものだったが、いい気分転換にはなったようだ。

 だが、真に賞賛するべきは将軍の強さか。

 本来、最高司令官である将軍があのように最前列で戦うのはありえない。それくらいは僕でもわかる。

 それでも、装備から大将格であることを容易く看破されながらも、群がる敵兵を紙切れか何かのように蹴散らす姿を見ると、それが杞憂であることが嫌でも思い知らされる。

 右目に映る将軍は、白銀の槍を信じがたい速度で左右に振り回し、敵兵を突き、薙ぎ、吹き飛ばしている。

 男性であっても驚く膂力だが、あれで女性なのだから恐ろしい。思わず頬も引きつるというものだ。

 対する連合も、大きく膨らませ過ぎた部隊を集め始め、一点突破を図る帝国軍を囲む形に持って行っている。


「あれはマズい……」


 このまま囲まれてしまえば、騎馬の突破力と機動力を封殺されるどころか、作戦のための動きすら出来なくなってしまう。

 すぐさま魔法領域に展開しておいた魔法に魔力を注ぐ。


「術式展開――『天に咲く花(ファイアフラワー)』」

 

 『冒険家の嗜み』と同じく、政府以外の術師が構築した無名の術式だったが、式典の際などに用いられることで広く世間にも広がった魔法。

 展開された術式が向いている方向に、任意の色で輝く光を撃ち出すことが出来る。


「まずは……青!」


 展開した術式を真上に向け、青い光を撃ち出す。

 打ち出された光は上空へと昇っていき、設定しておいた距離で爆発のような形で光を周囲に広げる。

 主に空に打ち出され、式典の存在を知らせると共に盛り上げるために使用され、その様がまるで火でできた花のように見えることから『天に咲く花』と名付けられた。


「よし、伝わった」


 自陣上空に広がった青い光の花を見て、前衛で包囲されつつあった騎馬部隊が反転する。

 将軍も最前線から部隊の後ろまで全速力で向かい、その武力で退路を開く。

 蹴散らされ、退き気味だった連合の前列はすぐには態勢を立て直せず、包囲をしようと左右に展開していた部隊は急激な反転に慌てて距離をあける。

 将軍を中心に据えて、全兵が一丸となって動く帝国の動きに、連合はすでに翻弄されつつある。


「伝令、バルディオ副将軍に歩兵部隊の用意を要請!」

「はっ!」


 傍に控えていた兵に伝令を頼む。『天に咲く花』を使わないのは、使える色が限られているからで、直接作戦に関係し、迅速な部隊行動が必要なもの以外は伝令を用いると事前に打ち合わせてある。

 再度前線の騎馬部隊による攻防に視線を戻し、半数は包囲を完全に抜けて離脱を始め、将軍が殿になって残りの部隊もじきに撤退が完了することがわかった。

 ここからは、僕の判断に全てがかかっている。


「まだだ」


 騎馬戦では追う方が圧倒的に有利だろう。

 さすがの将軍も、後方から攻めてくる敵兵に、殲滅力が落ちている。


「最大の効果……それを狙わなければ負ける」


 戦闘前に将軍に言われた言葉。

 本来なら連合を見つけ次第、即座に攻撃準備を行うはずが、僕の作戦を準備するために無理をして延ばしたのだ。そのせいで元は変わらなかった数の優位もとられてしまった。

 だからこそ、それを跳ね返すほどの効果を、将軍はこの作戦に求めた。


「うっ! あの構え、まさか……!」


 まだ騎馬部隊の撤退は完了していない。作戦位置まで到達していないのだ。

 だが、将軍に蹴散らされ態勢を崩していた連合の騎馬部隊は、撤退する帝国兵を追う形で立て直され、追撃戦に移りつつある。

 さらに、事前の偵察では用途のわからなかった連合兵が腰に装備していた石。

 すでに槍の届かない位置にいる連合兵の一部が、その石を巻いていた腰布ごと頭上で回し始めたのだ。

 あの行動の理由は考えるまでも無い――投石だ。

 手綱を握った状態では弓を扱うのは至難だ。

 だからこそ、遠距離戦は無く、槍などの長柄武器による攻撃を想定していたのだが……。


「補佐官、まだ作戦範囲ではないのですか!?」

「くっ……まだです」


 敵の構えに気付いた護衛の兵の一人が慌てだす。普段は斥候である彼は、細部までは無理でも、おおまかな行動を見る程度の視力を持ち合わせているのだろう。

 連合兵が頭上で振り回しながら馬を走らせ、撤退する帝国兵を追う。

 槍は馬具にかけているから、接近戦を挑まれればひとたまりもない。完全に追撃のみを考えた装備だ。

 示し合わせたかのように一斉に、連合による投石攻撃が行われる。

 投擲された石は兵士の後頭部や馬に当たり、バランスを崩した兵が落馬する。

 落馬した兵と馬が、また後続の騎馬に落馬の危機を招き、それを躱そうと、あるいはそのまま転倒し、撤退の速度が遅くなる。


「くそ……早く、早くきてくれ」


 何度も事前に目星をつけ、目印がなくとも完全に把握できるようになった作戦発動ラインは、まだ少し先だ。

 連合兵は、倒されていく帝国兵を見て歪んだ笑みを浮かべ、戦場に落とされた帝国兵を踏み潰し、持ち直した槍で突き殺していく。

 このままの状態ではいたずらに被害が増大する。

 イル村を襲った時と同じ顔に湧き上がる、煮えくり返るような思いをかみ殺す。

 そうする間にも、石を投げ終えた兵がまだ投げていない兵と入れ替わり、新たな投石を行う。


「補佐官!」

「まだだ! まだ早い!」


 悲鳴のような護衛の声に、僕も敬語を忘れて叫ぶ。

 もう少し、もう少しで作戦ラインに到達する。


「っ! 将軍!」


 投げ込まれる石が、とうとう将軍を襲う。

 迫る敵兵をなぎ倒しながら逃げる将軍は、自信に向かう十数個目の石を打ち落とし損ね、頭部を打ち付けられる。だが、それでもバランスをなんとか保ち、向かってくる敵を槍で突き落す。

 いい加減、限界だ。

 そう思って見た戦場は、すでに作戦ラインに到達していた。


「今だ!」


 再び起動する魔法。だが、次は『天に咲く花』ではない(・・・・)


「弾けろ!」


 魔法領域で展開した術式に、ありったけの魔力を注ぎ込む。

 『風爆発破ブラスティングブラスト』。

 魔導政府によってあちらの世界が統一された時、国同士を隔てていた山などに穴をあけ、交流を生み出すために作られた二つの術式が対になった魔法。

 一つは破壊したい場所に設置するタイプの術式で、起動すれば周辺の空気を超圧縮。接地面を真空状態にし、そこに圧縮した空気を一気にぶつける形で巨大な力を加える。

 もう一つの魔法は、この設置術式を起動するための専用術式で、起動に使用された魔力を利用し、遠隔地から設置された術式を起動することを可能にしている。

 この魔法の(本来の)最大利点は、非生命体にしか設置できず、圧縮された空気が完全に制御された形で接地面に叩き付けられるため、周囲の人間に一切の被害が出ないことにある。遠隔操作用の術式は、あくまで起動後の崩落などによる二次災害を防ぐためのものだ。

 よって直接攻撃には使えないが、今回の作戦では最重要になっている。


「お願いだ、崩れてくれ……!」


 術式自体は記録していたものの、実際に使うのはこれが始めてだった。

 威力が足りるのかどうか。

 それが、事前に試すことも出来なかった最大の懸案事項。


「補佐官、見てください!」


 護衛兵の声に、魔法領域に集中するため、祈るような体勢でいた顔を上げる。

 左右で縮尺の違う奇妙な視界で、地鳴りのような音と共に連合の騎馬部隊、その中ほどにいた兵士達が地面に吸い込まれるようにして落ちていた。


「やった……!」


 『冒険家の嗜み』で偶然発見した地下の巨大空洞。

 戦場に使う予定だった平野までその手を広げていた空洞の天井部分を、『風爆発破』で吹き飛ばしたのだ。

 元は発掘用に作られたであろう空洞は相当の広さがあり、僕一人で破壊しつくすにはかなりの術式を設置する必要があった。今も、それらを一斉に同時起動したせいで眩暈がするほど魔力を消耗した。

 それでも、イル村の人達に協力してもらいながら設置した術式は、その役目を十全に果たしてくれていた。


「すぐに、次の合図を打たないと……!」


 作戦は成功に近づいているとはいえ、まだ完成では無い。

 何かが起こっていることはわかっても、戦場より高い位置にいる僕たち以外には全容が掴めていないはずだ。

 次の合図をしなければいけない。

 なのに、急激な魔力の消耗で、立ちくらみを起こし、視界が真っ暗になった。


「っあ……!」


 崩れ落ちた僕の体を、誰かが受け止める。

 霞む目を開けると、まだ名前も知らない護衛の兵が僕を支えてくれていた。


「もうひと頑張りです」

「……はい!」


 霞む視界を無視し、魔法領域の術式を切り替え。赤に色を変えた『天に咲く花』を上空に向けて撃ち出す。

 空で弾け、大輪に変わった光に呼応するように、待機していた帝国の歩兵部隊が動き出す。

 槍を構えた前半分が全速力で連合が落ちた大穴へと向かい、残りの兵が弓を構える。

 戦場に開いた穴は、連合よりもかなり帝国陣側にある。少し兵を前進させれば、槍は混乱状態の騎馬隊に届き、弓は騎馬隊を追って追撃態勢だった歩兵部隊を射ることが出来る。


 連合はまだ前線の状態を理解出来ていない。その証拠に、後発の歩兵部隊は遮二無二走り込んでおり、馬上の混乱を受けた騎馬隊でも大穴の被害を受けなかった後衛の馬を追いやってしまっている。

 追われた残りの連合騎馬部隊は大穴に落ちるか、ギリギリで停止し背後から来る味方と押し合う。

 後衛と分断された騎馬部隊は、攻めることも退くことも出来ずに動きを止め、走り込んだ帝国の歩兵によって倒されていく。

 そして、撤退行動をしていた帝国の騎馬部隊は、将軍の指示を受けて左右に散開。大穴を迂回し、状況把握が出来ていない連合の歩兵と、残りの騎馬を殲滅にかかる。

 この時点で、大勢は決していた。



 戦場に響く鬨の声。

 経験の無い消費魔力の多さに立っていられなくなり、座り込んだ僕には、周りにいた護衛の喜びようも相まって、歓声のように聞こえていた。

 初めての戦闘。初めての作戦。

 何もわからない状況でありながら、幸運と周りの人物に助けられて手にした勝利は、味わったことの無い喜びで……。


「癖にでもなりそうだ……!」


 地面に倒れ込み、噛み締める。

 大勢の味方が倒れた。大勢の敵を殺した。それでも――。


「今は、ただ喜んでいいよね……」


 涙が出そうになって目を覆った。

 殺伐としたこの世界は、自分には向いていないと思った。その考えは今でも変わらない。

 でも、生きていけないわけじゃない。何も出来ないわけじゃなかった。

 自分でも、出来ることはあった。


「どうだ、初勝利は?」


 手をどけて映った視界には、笑いながら手を差し伸べる将軍と、いつもの仏頂面で見下ろす副将軍。

 僕は将軍の手を取って、立ち上がった。


「格別、です」

「ふふっ、そうか」


 敵の返り血と粉塵で汚れながら、勝利に湧く自軍に目を向ける将軍の横顔は、戦女神のように感じる。


「どうした、呆けた顔をして?」

「いえ……初めての勝利の味に酔っているようです」

「初陣で、これほどの完璧な勝利を手に入れたんだ。今日くらいは存分に酔いしれろ」


 満面の笑みの将軍と、鼻を鳴らして横を向く副将軍。

 不機嫌に見せている副将軍も、顔を背ける時に一瞬見えた口元は笑っていた。


「アーシェ・バロン将軍、バルディオ副将軍」

「ん?」

「なんだ」


 大歓声はまだ止まない。

 僕一人では手に入れられなかった。


「……ありがとう、ございます」

「それは私の言うべき言葉だ。……助かったぞ、レイネート。感謝する」

「幸運に助けられたとはいえ、初陣にしては見事だった。今回は褒めておいてやる」


 素直な感謝と、不器用な賞賛。

 そんな二人が、本当に好きになれそうな、そんな気が――。


「「――レイネート!!」」

「――え?」


 全軍が喜び、戦場だった場所が大きな音に包まれている中、聞こえるはずのない小さな、小さな乾いた音が聞こえた。

 冗談みたいな、子供がおもちゃにしていた風船を割ってしまったような音。そんな音が耳に届くと同時に感じた左胸の熱。


「レイネート! おい、しっかりしろ!!」


 足から力が抜け、崩れ落ちる僕を、将軍が寸前で抱き留める。

 左胸が信じられないほど熱い。なのに、体からはどんどん熱が奪われていく。

 震える手で熱の発生源に触れ、その手を目の前に持ってくると、ワインみたいな真っ赤な色が掌に張り付いていた。


「こ、れ……?」

「バルディオ、治療部隊を連れてこい!」

「すぐに!」


 先刻の喜びに満ちた表情は消え失せ、大声で喚き立てる将軍と、珍しく焦りの表情を見せる副将軍。

 どうして、そんなに慌てているんだろうか?


「将、軍?」

「しゃべるな! すぐに治療してやるから、もう少し我慢しろ!」


 治療……? 僕は怪我をしたのか?

 そうか、さっき掌に付いたワイン色の液体は――。


「レイネート!? 目を閉じるな、レイネート!!」


 でも、眠いんです将軍。

 さっきまでの熱気を失って、寒くなってきた。まるで左胸に熱を吸い取られているみたいだ。


「レイ……ト! 目を……、レ……!」


 将軍の声が、よく聞こえない。

 視界が暗くなっていく。


(魔力を消費したし、精神的にも疲れた。そうだ、だから――)


 ――だから、眠くて仕方がないんだ。


 この世界に来て、何度目だろうか。

 僕の意識は、深い深い闇へと落ちていった。

これで、「第一章完」って感じです(別にサイトで章管理はしないので、内部的な章になりますが)。

次回は主人公視点ではなく、あの人の視点で書く「外伝」となります。

お楽しみに(?)。

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