表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
8/17

その9 魔法を学ぼうッ  

2日目、異世界のとある村にてーー



「ぐ・ぐぅええええええーーーぇぇぇ!!」



ー異世界は朝から騒がしいのらー…。


鶏(?)のような異様な声が朝7時から一斉に鳴き始める。外に出ると馬のような生命体が騒がしく鳴いている。…目覚まし時計百個分ぐらい。…って、うるせーーーーよッ!!

この世界の住民はその声で目を覚ますから、寧ろ有難いらしい…。


朝ボウッと顔を洗いながら、自分が女だった事を鏡を見て思い出す。…可愛いなーっこの顔。転生した後顔がラブリーなのは、男でも地味に嬉しかったりする。まぁ、そんな訳でギルドへ向かうー



「やっほぅー」


此所は本当にほのぼのしてんなッ。まッ、この後ほのぼの一切無しのがち無理状況になるなんて思っても見なかったがなッ!(因みに後日談だ…。)遠くからロイが此方へ向かって来ているっぽい。ーーコレは…口説かれる…。口説かれるぞッ?オイ!!


「シオンちゃんッ、僕が魔法を教えてあげ…」

「結構です」


やっぱり口説きにきたか…。まーロイみたいなクソ薔薇野郎にはバッサリ言う方が効くんだな、これが。俺は女の子にしか教えて貰わん!(君…自己中じゃないですか?)




ほっとけ!女の子沢山出てるんだからラブイベント起こしてくれよ!

(貴方が女の子だッて設定を崩すつもりは一切ありません!)


ケチ!いいじゃねぇかよ!せめてマリーさんと位…(ないですッ!)




○●ただ今作者の妄想入りましたっ、ハイ、スミマセン…。●○



「一応シオンちゃんの魔力調べたいし、取りあえずテストするわぁ~」

いつの間にやらマリーさん登場。今日も大きいお胸で…


「いっくわよ~~」






そうして連れてこられた所が…崖の上デシタ…。


『~~~ぽーにょぽーにょぽにょ魚の子♪青い海から…』



………じゃなくて!!確かに下は青い海ですけど!この崖のした!!じゃなくてッ!!




「はいっ」

「こ…コレは何ですか?…」

「ほうき。」



…ま・ま・まさか、コレでと…飛べと?無理だぁぁぁぁーーーッ!魔法?そんなモン知らねぇよ!ほうきで飛ぶとか無望な事言うんじゃねぇ!!俺は後ろを向いて走った。ガチ全速力で。

しかしーー魔法の力にただの人間の力なんかが勝てる訳が無かったようだ。



●…●…●…●


「逃げるのが悪いよねッ」

「ちゃんと言ってくれたら止めたのにーー。」


後ろで何か言ってるマリーさんと妹、…アルマちゃん(は無言で。)逃げられない様にほうきに跨り鎖で繋がれた俺の両手。可愛い天使に見えた妹も今は悪魔にしか見えません(泣)。神様ッ俺の大事な琴音を返り手ください!!それに純粋に冒険的ストーリーにしてくれれば良かったのに…どっから俺が崖から飛び降りるドキュメンタリーになったんだっっ…


「あーー、カウントいきまーす。10・3・2…」


何!?10から3に飛ぶのかよ!心の準備が…それに、言い方軽いなオイッ!!


「1…いっけぇぇぇ!」


後ろから蹴られ(まさかの荒技に驚くわ!)そのまま綺麗に落下ーーーーー








ーーーー





ここで主人公が死んでまさかの小説終了か!?

どうなるのかッ!?

それよりも、いつからギャグ思考になったのだ?私!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
このランキングタグは表示できません。
ランキングタグに使用できない文字列が含まれるため、非表示にしています。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ