その5 転生のち変身
んんっ?柔らかいッ…そして良い香りと柔らかい感触が肌に当たる…。しかし、体が重たくなった気がする。胸の上には何かが乗っている…そんな気がした。
…って!!!!
ガバッと目覚めた時には、俺が俺じゃなかった。
柔らかい肌、でかいを通り超した爆乳、そして、良いにおいがする。
……じゃぁ、ま・ま……まさか、俺の大事なア、ア…アレは……!?
不運にも予想通り俺の大事な所は消えていた。切られた後も無く、俺は転生したのか?女…に?女、女…女になっている…!?
小さい部屋の空間の中をぐるりと見渡すと気になる物を発見する。シンプルな部屋に似付かわしくない、超ファンシーな物体。ー…ピンクの杖だ。女の子が好きそぅなヤツ。気が付くとその杖を握り、振っていた……
「みらくるぅ~~チェンジ☆」
ウエッ!!!なんじゃ今のは???無意識に言ってる自分が怖いぞ、オイ!その瞬間、体がふわりと浮き、全裸になりつつ光に包まれる。(お約束通り、周りから見ても多分光で見えないよ♪)ベットの上で、ピチピチのミニスカをはいた少女1人。…勿論俺だ。
……自分が言ってる事もやってる事も理解出来ず、ただ立ちつくしている自分。
「かんりょ~~ぉ☆」
……ハハ。セリフも動きも自動的にやってくれるッてどうよ?便利じゃね?
「隼くん、起きた?」
MYエンジェル琴音の声だぁぁ~~~~!!俺を癒してくれぇぇぇぇぇぇぇぇぇー。琴音、琴音、ことねーーッ。I LOVE琴音ーッ、俺の女神様ぁぁ…
琴音は、コスプレ!?どっかの戦士みたいな勇者みたいなコスプレッ。可愛いのぉぉぉ(デレデレッー)
「可愛い~~ッ。やっぱりお兄ちゃん最高すぎるッ!!!」
女姿を褒められても全然嬉しくねぇ…!!どうせなら転生前に褒められたかったわー…。
「変身もしてんじゃん!じゃー行こうかッ!!!!!」
そう言って強引に引っ張られる。幸せ……妹限定のMなのさーッ!
途中から暴走してます(笑)