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その2 異世界、そこにあり

 気が付いた、のだが....どうなっているのだ?俺の体が目の前にあった。つ、つまり魂と体が離脱した?


「...わけねぇか。」

 

一人でそう呟く事しか今の俺には出来なかった。そう、ここは真っ白な部屋。むしろ透明と言っても過言では無いだろう。『俺は何故此所にいるのか』そんな疑問を残しつつ記憶をたどる。然し覚えていたのは‘妹を見て風が起こった’所で消えていた。


さて…俺はどうすれば良いのか。部屋を見渡すがハッキリ言って何も無い。...いや、空気はあるよ?そんなツッコミした低レベルなヤツはほっておこーかな?

 

気が付くと何故か金属で古い、大きな扉があった。わー不思議。じゃねーよ!?さっきまで本当になかったんだよ?普通に怖いから。


コレは行けって事だよな?そう思いながら扉を開けた。


「グギギギギギー」


怪しげな音がして扉が開く。俺は何処に居るんだ?

扉の中は霧がかかり中々見えない。周りの霧が薄っすら消えて何処に居るのか、かろうじて分かった。


.......森?


扉の向こう。それは森だった。寧ろジャングルだな。そう言えば俺ここで一度も人影見てないのだが、大丈夫なのだろうか結構余裕そうかもしれんが、俺の足、バッチリ震えているぜッ…。


「ガサガサ....」

(ビクッ!!)


突然の物音にも超敏感な体。…チクショーッ、立っちまった。




何か嫌な予感がするーーーー


そして不運にもソレは当たってしまう事となる。虎の様な魔物が姿を現した。羽らしきモノが生えているのが気になるが、今はそんな事言ってる余裕は無い。恐らく...いや絶対この魔物は俺を狙っているだろう。口からヨダレ出てますよ?君。


「グォォォォ!」


コイツならパクッと一口だな、こりゃ。


「グラウド待ちなさい。」


 そこに‘声’が聞こえた。聞き慣れた天使の声だ。


「琴音?...何で?」


 そこには何故か琴音がいた。しかも何時もは可愛い服で皆(俺)を虜にしているのだが、一段と誰もが惚れちまう様な姿。

どんな姿だよ!

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