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その11 悪魔と魔法、

ーーーこの世界、地球からみて異世界は神が作り出した物…では無く、天国から追放された悪魔が作りだしました。



悪魔は自分の思い通りになる所謂いわゆる思い通りの世界を作ろうとしました。そして悪魔は始めに星を作り、その後に自分の奴隷を作り町を作り、地を作り海を作り、ついには自分の思い通りになる原子体を集めた生物を作りました。



その生命体は悪魔に誘導され、人形の様な物だったのですが、悪魔は動かすのが面倒になり、それで生命体に心を与えました。



始めは生命体も一生懸命働いたのにも関わらず悪魔は次第に自己中心的になり、生命体の中でも不満を持つ者が出てきたのです。



一方その頃、悪魔は第二の星を作りました。そこにも生命体を生ませました。因みにそこが今の地球です。悪魔は生命体達が不満を持っている事も知らなかったのです。



そして、生命体は魔法を生み出しました。いえ、悪魔を見て独学で覚えたと言って良いでしょう。悪魔の持っていた書を勝手に持ち出して夜な夜な勉強に明け暮れました。



そして真夜中。生命体は悪魔の所に一斉に向かいに行きました。。しかし何も知らない悪魔はぐっすり眠っています。しかし悪魔は目を覚ましてしまい、次々と悪魔の攻撃により生命体はやられてしまいます。


そのまま激戦になります。千…一万ほどの生命体を相手に悪魔は戦います。





しかし、悪魔には魔力が無いに等しい状況でした。自分の魔力を異世界作りの為に削って作っていたのです。悪魔は意識朦朧とした中、必死に戦いました。





生命体の数が百に近くなりました。生命体はどんどん消えて泡となります。生命体は非常に脆く作られていた為、悪魔の攻撃にどんどんやられます。





そこで、辺りが光りました。生命体の一揆を見て心が奪われた神は、一時的に生命体に力を授けたのです。


生命体全てが一斉に魔法を使い、中心部に青白い渦が出来たのです。

大きくなったその渦に吸い込まれ、悪魔は封印されてしまいました。




生命体はその後自分達で異世界を復興させました。その魔法の事は祖先から、長く受け継がれているのです。



昔話(笑)

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