彼は正論を語る?
2025年 5月 ドイツ
文化が崩壊している、私が復活前に首相に就任した1933年もひどかったが
今日のそれは過去と比べ物にならない!
我々の文化が汚染され、全ての芸術、文化が犠牲となっている。
今日蔓延る退廃的芸術は我々の魂から生み出されたものではない!
インフレでパン一つを買うのに汗を流すドイツ人労働者を尻目に政府は
ジェンダー中立トイレの普及に邁進している!
アンナ・シュミット、元保育士で現在はパートタイム、夫は失業中。
2人の小学生と幼稚園に通う子供をもつアンナは失業中の夫の代わりに日々休む暇もなく働いていた...
食料品と電気代は天井知らずに毎月のように上がり続けていた。
近所にあるトルコ系スーパーはほかに比べて値段は安かったが夫はそこに行きたくないと言うのだ...
アンナは元々左派よりの政治思想であり移民の人たちに抵抗感は少なかったが最近の政府は彼らばかり優遇して私たちのことを考えていないような気がしていたのだ。
そんな時、SNSで流れてくるあるショート動画...古い軍服のちょび髭のあの独裁者に似た男の動画が多く目に留まるようになっていた。
最初は嫌悪感を覚えていたが、視聴していくにつれて私は彼が正しいことを言っているように聞こえ始めていた。
「諸君、想像してほしい。ある朝、一人の母親が幼い娘の手を引いて学校へ行く。その少女が怯えた目で指差すのは、かつて『女子トイレ』と呼ばれていた場所だ。今やそこには、見知らぬ大人の男たちが平然と出入りしている。
娘が怖がり、母親の裾を握りしめて『お母さん、あそこには入りたくない』と訴える。だが、その母親は何と答えるのか?あろうことか、彼女は娘の涙を拭い、こう言い聞かせるのだ。『我慢しなさい、これが多様性という教育なのよ』と。
……これが母親の義務か!? 我が子を不安から守ることさえ許されないのが、今のドイツか!
恐るべきことに、政府は今や『生理的な恐怖』よりも『空虚なイデオロギー』を優先せよと命じているのだ!彼らは、国民の最もプライベートな安らぎの場を、倒錯した実験場に変えてしまった。
弱者を守るという名目で、最も守られるべき子供たちの安全を売り渡す。そんな政府に、果たしてこの国を導く資格があるのか? 私は断言する。自然の摂理に背き、子供の涙を無視するような『多様性』など、ただの文明の自殺に過ぎないのだ!」
その動画を視聴してアンナは思わず頷いた。
うちの娘...最近はトイレに行きたがらない。
理由を聞くと「男の人が入ってくるから怖い」って泣いたのだ。
アンナは思わずシェアボタンをタップした。
初めてだった、そしてそのショート動画のコメント欄には同じような母親たちの素朴な不安、賛同、の感想が並んでいた...




