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助手席  作者: 狸
8/64

安心

:もうすぐ着く


近所というか同じマンションで一つ部屋を挟んで隣に住んでいる彼女の名前はゆう。

私と彼女はもう長い付き合いで喧嘩をすることもあったが今では互いの性格や考え方を理解しているので喧嘩をすることはなくなった。私は暇になるとよく彼女の部屋に上がり込み居座ることが多かった。


:私の部屋?それともそっちに行ったほうがいい?


:ゆうの部屋に行こうかな


:来てもらう方がありがたかったから助かる。ご飯食べた?


:食べてない。


:じゃあ作るから一緒に食べよ。


:材料費教えて


:いいよいらない


:染めんの手伝ってもらう上にご飯まではちょっと


:とりあえず部屋ついたから道具持っておいで


そう言われ私はヨレヨレのパーカーを着てゆうの部屋に向かった。

インターホンを押そうとした瞬間

ガチャッと鍵の音がした。

少しだけ開いたドアの隙間からゆうがちらりとこちらを見ている


「そろそろ来る頃だと思った。入って。」


「すごいねぴったり。お邪魔しまーす。」


彼女の部屋は私のとは違って女の子らしい部屋。全体的に薄い緑や白などの自然色が多く小物が多い。

なぜか自分の部屋より居心地がよく気づけば長居していたということがしょっちゅうあった。


「ご飯作るしテレビ見てて。その後ブリーチやろ。」

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