表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
助手席  作者: 狸
6/64

視線

「長尾と申します。今回は入所を検討されていると伺ったのですが。」


長尾さんの声は高く落ち着いていた。


「あ。そうなんです。」


「ありがとうございます。まずこの教習所のパンフレットをお渡ししますね。何か聞きたいことがあればなんでもお聞きください。」


そう言われて渡されたパンフレットに目を通し


「だいたいどれほどの期間があれば免許証を取得できますか。」


「早い人で一週間。遅くても三ヶ月ほどですね。スケジュールを組むのが不安であればこちらで組んだスケジュールで通っていただくこともできます。」


「そうなんですね。スイスイ合格できるかもちょっと不安ですね。」


「そういう方には安心サービスといって再受講されても別途金額がかからないパックもございますよ。」


その後気になったことは長尾さんに聞き、1時間ほど経ち


「それぐらいですかね。ありがとうございます。」


「いえいえ、ゆっくり考えてください。お待ちしております。」


軽く会釈をし席を立つとちょうど授業が終わったらしく生徒と教官たちが本館に流れ込んで来た。

そこまで人は多くないな。


その中で一人ウィンドブレーカーを着た若い教官が目に入った。

いかにもモテそうな人だった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ