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助手席  作者: 狸
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教習所マジック

恋とは面白いもので

人に話したり相談することによってより彼を想う気持ちが強くなったり自分の感情に気づいてしまう。

それを知っていてなのか私は友達に杉本さんの話をしていた。


「そういえば担当誰になったの?」


私にあの教習所を勧めてくれた友達だった。


「杉本って人。」


「聞いたことないけどいい人そう?」


「それがね、補習になりそうで。」


「え!?まじで?」


「んで泣きそうになってたんだけどその人自分の時はできてたのに他の人の時にだけできないなんて信じられないって。」


「う〜ん。なんかすごいねそんな短期間でそんな事が言ってもらえるのもそうだし長年仕事してきた人にそんな事言えちゃうのも。」


「でもなんか救われたんだよねその一言で。」


「不安だもんね。その場で頼れる人なんて担当ぐらいだし。てかあんたその杉本さん好きになってないよね?」


「え。」


「私に話ししてくれる時の顔でその人が気になってるのとかバレバレだからね。何年友達やってると思ってるの。」


「そういうつもりは。」


「ないんでしょ?いつもそうだもんねwでもう少ししたらどうしよう好きになちゃったとか言い出すんでしょwお決まりのパターンよ。」


「まぁ、ちょっとは気になっちゃってるけど。」


「指輪は?してるの?」


「手袋してるからなのかは分からないけどしてなかった。」


「知ってる?教習所マジックって。」

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