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助手席  作者: 狸
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入所日

母に確認するとやはり一向になんの連絡来ないことにめんどくさい病を発症しているだろうと読み、自分で電話して手続きを進めたらしい。


入所日当日筆記用具と前日に撮っておいた証明写真、貴重品をバッグに放り込み教習所のドアを開ける。

目の前の机には本日入所の方へと札が立っており、男性が二人立っている。


「本日入所の方ですか?」


「そうです。」


「お名前を。」


「橋元みりです。」


「はい。机にある冊子を持って二階へどうぞ。」


そう言われ二階へ上がる。

時期が時期だからなのかまだ人はまばらだった。

これが夏休みや冬休みの時期だと凄まじい人の数になるらしい。


それからというもの時刻になってもさほど人の数が増えることもなく入所式が始まった。

今日の担当です。と教室に入ってきた男はおそらく若くて40代だろう。

ニコニコしていて怖そうな人には見えなかった。

入所から卒業までの流れを大まかに説明される。


「皆さんには一人一人担当教官というのがつきます。スケジュールの相談などはその方にお願いします。学科の講師は選べませんが、技能は担当とそうでない方とで選べます。」


確か学科が座って受ける講義みたいなので技能が車に乗るんだったよな。

私の知識はそんな程度のものだった。

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