表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
助手席  作者: 狸
10/64

コタツ

底が見えるようになったお皿を水で流していると


「洗ってくれるの?」


「だってゆうお皿洗い嫌いでしょ?いいよこれぐらい。」


「彼氏に洗い物ためすぎだって怒られたんだよねこないだ。」


「早く洗わないとカビとかあるしね〜。」


「その時は洗ってくれたんだけどね。」


「優しいじゃん。」


たわいもない話をしながら全てを洗い終わると

袋に入れて置いておいたブリーチ剤を彼女は取り出し準備しだした。


「ラップそこにあるからとっておいて。」


そう言われあまり使っていないのか最近買ったのかまだ重みがあった。


「これとこれ混ぜればいいんだよね。二つとも混ぜるよ?」


「いいよ、一個かして。」


二人でシャカシャカ容器を振る。

二人して中身が混ざったのを確認して


「はい。かけるよ?」


「待って、なんかかぶるものない?念の為。」


「あ、そっか。待って確かいらないタオルあったと思う。」


「え?いいよゴミ袋でw」


「はいはい、そんなこと言わない。洗ったらまた使えるしどうせ捨てるものだから。」


「じゃあ今度何かおごるよ。」


「まじ?ありがと〜。」


そういってゆうはまだ使えそうなタオルを何枚か持ってきた。

彼女はためらうことなく液をドバドバと頭に塗り始めた。


塗り終えるとゆうは時計を見て


「大体だけど時間になったらまた言うね。」


そういい私たちはコタツに入った。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ