ゲートキーパーの役目
命の教科書の教科書らしい内容です。
本当は、シリーズとしていくつか用意して投稿したかったのですが、申し訳ありません。
そう、葛藤という言葉がぴったりでしょうか?
自分の思ってる事を話したいけれど話せない。
話して、楽になりたいし、一緒に考えて欲しいという欲求がある反面、その人の負担になりたくもないし、迷惑だと思われたくもない。
そして何より嫌われたくないし、捨てられたくない。という思い。
『話したくても話せないんですよ。』
この、葛藤をうまく乗り越える事ができれば、当人にとって一番の成長になるのですけれど。
でも、それ以前に、心の事を言葉にできないんですよ。例えば、幼い子がずっとモヤモヤを持っていた事。
それが普通だと思っていた事。
このモヤモヤをうまく言葉にできないし、説明できないんですよね。
ですので溜め込んでしまうのだろうし、有り得ない衝動に走ってしまうんです。
例えば、リストカットやOD。セックスやギャンブル。
それらの行為がダメだとは言えません。否、言ってはいけないのです。
もちろん、当人からしては、それらが悪い事だと思っています。
それらの行為は、その人達にとっての一つの対処方法であり、逃げ場でもあるのです。
そういった行為に走る前になんとかできたらいいのですけれども。
人って心の事をうまく説明できないんですよね。ですので、それらすべてを理解してお話しを聴いたりするのがゲートキーパーの役目なんです。
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