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命の教科書  作者: ベル
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活動紹介

今更ながら、私が行っている活動の簡単な紹介です。

私がやっている活動。

心の非常ベル。というホームページを作成してメンタル持ちさんを中心に、電話やメールで相談を受け付けています。


私の、心の非常ベルでの最大の特色は、待っているだけの相談サイトではないのです。お話しをするキッカケ作りを大切にしています。


 心の非常ベルの中では、声かけとして、心の非常ベルを利用する人達に、電話をしたりメールをしたりしました。


 この、声かけのやり方が功を奏したのか、そこそこうまく行っていたという実感がありました。


 そして、この声かけというものが、自殺を決行しようという人達の発見や、自殺を未然に防ぐための予防も可能であるのです。



 それは、ある日の事。いつもの声かけの活動中の事です。偶然にも、今まさに決行しようとしている人。首に紐を巻いて自殺しようとした方がおられたのですよ。


 これはまずい。と直感した私、必要な事は、話しを聴く事なのですが、話しを聴くにはまずは首紐を解いて、決行を解除して落ち着かせる事。落ち着いて話しを聴く事なんです。

相談を受ける私と相談したい相手。聴き手と話し手


 けれど、一番落ち着いてない。慌てていて焦っている私が一名。



 とにかく、この場合の対処方法なんて誰にも教わってないですし、どうしたらいいのかわからなくて、でも、それでも私なりに、落ち着いた口調でなんとか諭しながら解除できた時には、一安心です。


 双方落ち着いていなければ、話しは聴けないですし、話すとしても伝えたい事も伝わらないのではないでしょうか?


 もちろん、例外として感情をあらわにして泣きながら、電話してくる人も居ますし、怒り心頭で電話してくる人もいます。


 そんな時も、聴き手である私は冷静を心掛けています。


 その他、過呼吸で辛くて、喋れないのに『はあ、はあ』と電話してくる人もいれば、終始無言のままの人も居ます。


 決行直前の一番の対処方法なんて、あるのでしょうか?

 もし私がスーパーマンとか、ラノベのヒーローであるのであるならば、直ぐにかけつける事ができるのかもしれません。

 ごめんなさい。私はラノベのヒーローでも、スーパーマンでもないのです。


  遠く離れた圏外。私がその人、その人達の近くに住んでいたらかけつける事ができるのに。本当に申し訳ありません。

 他にも、手首を切っていた人や、お薬を大量に飲んでしまった人などなど。


 一人ひとり、対処方法が違ってきますし、ケースバイケース。


 でも、たった一つ。忘れてはならないもの、怠ってはならないものがあります。それは……。




読んでくださり、本当にありがとうございます。

ご迷惑でなければ、感想やレビュー。評価などいただけたらハゲみになります。(コソ~リ)

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