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Forbidden Fruit 作者:ちー助
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出逢い


被写体を新しいこの街で探した。
活気のある街、横浜。

あたしが今まで育ってきた、
田舎の方とは雰囲気が全然違う。
田舎も嫌いじゃなかったけど、
人が沢山いるここなら、
あたしの今のテーマ、
“つながり”がある写真が、
沢山撮れそうだな。

それにしても人がいっぱい…。
…あれ?

『…あ…』
目の前から、
1人の少女が歩いてきた。

その子が纏う雰囲気が、
なんだか切ない感じがした。
横をスッと通り過ぎる。
柑橘系の香りが微かにした。

『…あのっ!』
あたしは振り返って声をかけた。
少女「……はい?」

『…あ』
思ってもいなかった声だった。
低く響くその声は、
確かハスキーボイスと言うんだったと思う。

少女「なにか…用ですか?」
少し怪しむような表情を見せて、
その子は言った。

『あ、写真…撮らせてもらえませんか?』
少女「…は?」
驚くのも、無理ないよね。
いきなり知らない人に話しかけられたら、
誰でもそういう反応になる。

『今、被写体を探しているんです』
あたしは首に下げていたカメラを手にした。
少女「あ…私ですか?」
少女はキョロキョロした後、
自分のことを指さした。

『そうです…お時間ありますか?』
少女「え…まぁ」
戸惑ったように頷いた。
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