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佐久間 優太

ユーザーネーム   優太

名前          佐久間(さくま) 優太(ゆうた)

身長          175.3cm

体重          68kg

学年          2学年

所属している部活 機械技術研究愛好会

趣味          軍事関係・サバイバルゲーム

得意とする物    狙撃・トラップ・機械電子工学関係

苦手とする物    スポーツ・数学

基本的な交戦距離  遠距離~

「痛っ!!」

脚を攣った痛みで目が覚め、それを第一声に、佐久間優太のいつも通りの一日が始まった。


枕元に置いていた目覚まし時計に手を伸ばしスイッチを切った。

――カチッ

時計の文字盤を見ると、針が昨日の23時の段階で止まっていて、脚を攣っていなかったらこのまま寝坊して遅刻していたと思う。


制服に着替えてから、下の台所に降りて自分の分の朝食を作り始めた。


3分程経過


ベーコンと卵を炒めてスクランブルエッグを作り、半分を皿に盛ってからもう半分を弁当箱の中に入れて朝食を食べ始めた。


調理が簡単なのでここ数日朝食のメニューが変わっていなかったが、そろそろ味に飽きてきたので、今日こそ別の食材を買ってこようと思いノートパソコンの電源を入れてテキストエディタを開き『ToDo』に『別の食材購入』と書き加えた。


『ToDo』の中には先程書き加えた『別の食材購入』以外に、『設計を今日中に終わらせる』や『M14EBRのパーツを買う』といったことが書かれている。

ブラウザを開いてニュースを見た後に、メールを見ると昨日の深夜に伊勢から送られてきたメールがあった。


メールを開いてみると、URLに『mikuvideo.jp/』と書かれていて、大方音楽ゲームのMADだろうと思って開いてみると予想通りのページが出て来た。


この時間に送ってきているてことは、絶対あいつ遅刻するだろ……



……気にしたら負けか。


いつも読んでいる小説の更新を確認してからノートパソコンの電源を切って、折り畳んでACU迷彩の生地を使ったパトロールバックに入れた。

玄関を出て、自転車の空気が入っているか? ブレーキは効くか? といった日常的な点検を済ませてから家の施錠を確認して学校へと向かって自転車で走り出した。





明国院高校と書かれた看板が見えたが、まだ教室までは2.3Km程ある。

生徒数が多すぎるので、それに比例して学校全体の敷地が大きくなった結果がこれだ。



校地入口にある守衛室からぎりぎり見えない位置で減速してゲートへと向かった。

セキュリティー上の理由で、学校地に入る為には、生徒だろうが教員だろうが必ずIDカードを提出することになっている。

IDカードを忘れた場合には、敷地に入ることも出来ない。


紛失した場合は、面倒な(報告書)手続きをすることになる。



M4A1をスリングで吊り下げている警備員が、近づいてきた。

「おはようございます」

「おはよう。 IDカードを出して」

「どうぞ」胸ポケットから、IDカードを取り出して、警備員に渡した。


警備員が、IDカードを非接触リーダーにかざしてゲートが開き、「よい一日を」そう言って、警備員がカードを手渡してきた。

「努力はします」と言ったところ、警備員に苦笑された。




教室棟に到着して自転車を駐輪場に停めてから、TRASER製の腕時計を見るとまだ、07:42で当然、教室の鍵は閉まっており、ドアの接触式リーダーにIDカードを差し込むと、『ピー』という音と共に鍵の横のランプが消灯して電磁式の鍵が開き、蛍光灯が点灯した。


ノートパソコンを取出し、設計図を描いていると、続々とクラスメイト達が入ってきて教室が騒がしくなってきた。


予鈴が鳴ったのでノートPCをバックの中にしまい、ライトノベルを取り出して読み始めた。

隣に座っていたクラスメイトが、俺の肩を叩いて「佐久間、伊勢はまだ来てないのか?」と尋ねて来た。

「そういえばまだ来てないな。 何の連絡も無かったから遅刻じゃないか? 」

と話していると本鈴のチャイムが鳴り始め、それと同時に、廊下から地響きが聞こえ、だんだん音源が近づいてきたと思っていたら、伊勢が廊下をもの凄い速度で走り抜けていくのが見えた。


……? まさかあいつがあんな華麗にコーナーを曲がっていく筈が無い。 疲れているんだな、俺。 



担任が入ってきて、「さっき伊勢が廊下を駆け抜けて行ったが何かあったのか?」と聞いてきた。


チャイムが鳴り終わるのと同時に、「遅れましてすみません!! セーフですかっ!?」と伊勢が叫んでいるのが聞こえた。



……この状況から考えられる状況は、どう考えてもあれしか無い。


そう考えていたら、その予想通りに伊勢が白く汚れた制服で、入室して俺の前の席に厳かに着席した。



そして、担任が青筋を立てながら、「憂臣!!」と説教を始めるのであった。

初めての方は始めまして。

そうでない方は、いつもお世話になっています。

共同執筆メンバーの優太です。

今後、よろしくお願いします。

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