もしも、宝くじで高額当選したら
ありきたりな題材
これ、私は年末ジャンボの時期になると毎年考える。
なぜなら買うからだ。
買うといってもちょっとしたお楽しみ程度で、何百何千枚と買うわけではないが。
まさか本当に当選するとも思ってはいないけれど、それでも当選番号と自分の手元を照らし合わせるときには、多少なりともワクワクする気持ちが浮かんでしまうものではないだろうか。
もしも、当たっていたら...!?
家を買って、車を買う。
ありがちな話だけれど、家も車も維持費があるわけだから、なんでも買えばいいってもんじゃない、と、
妄想なのに現実的な考えを入れてみたり。
家なんか、私は片付け掃除が苦手なので、あまり大きい家にしてしまうと管理しきれなくなる可能性があることから、大きすぎず小さすぎずな家を買いたい。これもまた現実的である。
それから平屋に憧れている。
だから、家を買うとしたら大きすぎない平屋にするという妄想。楽しい。
年末シーズンに入り、宝くじを買う。
仕事の年末休み前日には、同僚に、宝くじ当たったら年始から出社しない!よいお年を!と挨拶し、はいはいと返事をいただき、番号の発表がされるまで夢(妄想)を膨らませ、落選し正月を迎える。
当選しなくても、これだけ楽しめるのだ。
じゃあ当たらなくていいじゃんって?
いや、それとこれは話が違うので。
今年は当選しますようにと、普段は微塵も信じていない神様にお願いしている。