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01 プロローグ

結構短いです。

「あと2000人ちょっとですかね?見えませんのでだいたいですが」

逃げ惑う兵士たちの背後でそうつぶやく人影があった

「何ビビってんだ?相手は劣等人の女ひとりじゃねぇか」

逃げ惑う兵士の中で立ち向かおうとするやつがいたがそいつも他の兵士によって止められた

「お前知らないのか!あいつはホワイト家の令嬢レミルラの5人の側近筆頭で(死の天使)という異名をつけられた女だぞ!」

「死の天使?まさかアイツは前の戦争を単騎で軍を壊滅させたやつか!?」

あだ名を付けたやつは厨二病なのだろう少し顔が赤くなっているような気がする本当恥ずかしい

長引かせるのもお嬢様に申し訳ないのでもう終わらせましょう。

歪な世界ディストワールド

眼の前の景色が空間が歪んでそこに残ったのはすべてが歪んでいる大地と大量の人間の血だけだった


「すっげーなクリムさん。さすが側近最強なだけあるな」

かなり離れた丘で感心する声が上がる

「当たり前よ。私を5年間一人で支えてきた子よ弱いわけないじゃない」

「いや姉御あれはもう強いとかのレベルじゃねぇよ。しかもあの人魔法なしでも俺とタメ張れるとかおかしいだろ」

「…(コクコク)」

「僕は嫉妬するのも馬鹿らしくなるよ『クリムさんを基準にしたらだめ』たしかになぁ…」

「感激」

一騎当千する仲間を見ながら雑談する奴らこそ

ホワイト家の令嬢レミルラとその側近たちであった。


いっとき経った頃

「お嬢様只今戻りました。こちらは問題ありませんでしたか?」

丁寧にお辞儀をする彼女がクリム、不吉と名高い黒髪で毛先は深紅になっている盲目の少女

「ええこっちは特に何もなかったわ。それよりも早かったじゃない」

クリムの質問に答えるのがホワイト家の令嬢レミルラ。世界に一人しかいない聖魔術の使い手

「…【かっこよかったクリムすごい】」

筆談で会話する少女がシン。怪異術の使い手彼女の周りには常にこの世にいると思えないモノが浮遊している

「すごいねあの軍隊を40分壊滅させるなんて『すごかった』」

一つの体に顔が2つ手が4つある阿修羅のような子がスピとマイ。精神術の使い手で一応スピが男でマイが女だ

「さすが」

一言しか喋らない子がアルマ。死靈術の使い手普段は仮面をつけているがしっかり周りは見えているらしい。謎仕様だ

「俺お前を越せるイメージが無いんだが…。姉御との勝負もお前に勝たないとやらせてくれねぇなんて…」

半ば絶望しているかのような表情で嘆いているのがガイズ。金属魔術の使い手で接近戦を得意としている

「はいはい皆さん帰りますよ。後始末は帝国の人に任せましょう」

私はみんなをまとめて帰路につく。みんなが歩きはじめたが急にお嬢様が止まり私のことを見てきた

「お嬢様?どうされました?」

「いえ、ちょっと昔のことを思い出してただけよ。あなたと出会った時のね」

私はお嬢様に合う前のことを思い馳せて、少し恥ずかしくなった。

あのときは誰も信用できず、はじめはお嬢様を疑っていた。あの方に救われていなければ私はどんな生活をしていたのだろうか。

私は本当に波乱万丈な生活をしてるなと思うよ。前世すら越せるような生活をね。

誤字などがあったら教えてくださるとありがたいです。

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