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第三十話「揶揄」
『まったく…。あまりリョータを悪い道に引き込まないでほしいな!」
『ごめんごめん笑』
『全然悪いと思ってないでしょ…。』
『(笑)』
絶対、悪いと思ってない…。
確かに唯と浮気するとかないだろうなとは思うんだけど、じゃあ、唯以外にだったら…、なんて考えてしまったりするので、そっとしておいて欲しかったりする。
私は恵みたいに強くない…。
『ほんとに無理だからね!』
えいっ。怒りのスタンプも送っておこう。
ピコッ。
『反省しました。』
可愛らしい犬が謝ってるスタンプが表示された。
まったく…。
そこからは少し他愛もない会話が続き…そして…
『リョータ何か違和感感じない?』
!?
えっ。何…。急に。
『違和感って?』
…既読にならない。寝ちゃったのかな…。
私は、奥歯に何か挟まったような感じを受けながら眠りにつくのだった…。




