第二十九話「確認」
『あー、おっかしー』
私は奏にメッセージを送った。
『いいの、唯?結構、修羅場ってたよ?』
『(笑)』
『ファンクラブって言うか、唯に玉砕した男子はめちゃ居たけどね』
『友達だよ』
『結構、酷い振り方したのも聞いたけど?』
『無理な人は無理!』
『こわっ!』
『それにしても』
『彼氏は本当?』
『ほんとだよ?あれ、私、キャラ的に疑われてる?涙』
『違う違うちょっと聞いてみただけ。』
…?何だろう?奏にしては変なことを突っ込むなんて?
『ありがとう!うれしー!もうね、舞い上がっちゃって!』
『さっき散々、惚気てるのは見たよ』
『(笑)』
『よかったね!唯のこと、大事にしてくれるといいね。』
『うん!絶対大事にしてくれると思う!今度、奏にも紹介するね!』
『うん!楽しみにしてる!』
『そういえば、奏はいいの?』
『うーん。私は勉強いっぱいいっぱいだから、この夏から夏季講習行こうかなと。』
『そっか。H大志望だっけ』。
『うん。』
『すごいなぁ。高校受験が終わったと思ったら、もう次の目標があるなんて…。』
『うちは、大学に行きたかったら、自分のお金で行けって言われてるから、国公立を目指すのが手っ取り早いだけよ。早く家も出て…一人で暮らしたいし…。』
『うん…。そっか。』
『ところで…』
『うん?』
…彼氏のことから、近況まで、根ほり葉ほり聞かれてしまった。
てか、奏って、聞いてくるタイプじゃないのに、いっぱい聞いてきたってことは、私に関心あるのか?笑
なんてね。
やっぱり、奏も環境が変わって、色々と気になってるんだろうな。
てか、奏も智美もなんかあったのかな?
違和感・・・ねぇ…?
ちょっと智美の方にも探り入れてみるかな。
『リョータ何か違和感感じない?』
『で、高校はどう?通学時間以外は違和感ない?』
『違和感はないかなあ。もう慣れたし。でも…通勤時間だけは悩み。』
『彼氏と会えると思えば毎日楽しいかも?』
『かな。』
…あ、眠い…。
ゴトッ…
スマホが手から抜け落ちて、私は睡眠へと落ちて行った。。。




