強すぎて勇者パーティーから追放されたので先に魔王を討伐することにしました。
何となく書いてみました。宜しくお願いします。
ある日のこと勇者は俺に話があるといい、俺は勇者に認められたと思い、嬉々として勇者の話を聞くことにした。
だが一言
「お前強すぎるから追放な」
「え⁉」
勇者は俺を妬みパーティーから追放したのだ。
それから1年が経過していた。俺は勇者に復讐を誓い魔王を先に倒すことを決意した。
魔王討伐の日までに魔王城の場所の情報を集めていた。これは俺と勇者の情報戦だ。
勝ったのは俺だった筈。しかし俺は肝心な時にギャンブルにハマってしまっていた。
慌てて魔王城へ行くと勇者一行が魔王軍と戦っている。俺は考えた。よし雑魚は勇者パーティーに任せ魔王を先に倒そうと。
そして俺は勇者パーティーが魔王軍の幹部やら雑魚やらと対戦している時、こっそりと魔王が居る最奥地へと向かった。
そしてラスボス魔王がいるダンジョンへ到達するとちっさいロリロリな美少女がそこにはいた。
綺麗な深紅色の髪をして黒い翼を生やし、大胆な紫色の下着姿で、椅子に座っていた。
「おい魔王、俺が勇者より先に討伐してやるぜ」
「何だ今私は眠い後にしろ。そうだお前が魔王の代わりを務めろ。何心配するな魔王なんて誰も姿を見たことがない。誰でも強ければいいのだ」
「はあ~。ふざけるな」
俺は魔王に腰に帯同していた剣で斬りかかるも、あっさり剣が折れる。ならばと俺は魔法を詠唱して唱えるも魔王に軽くあしらわれる。
強すぎるだろこの魔王。格好がつかず仕方ないので、仮面を被り魔王の椅子へと座る。そこにタイミングよく勇者がやってくる。
「よくきたな勇者よ。だが勇者とて魔王には敵うまい。これでゲームオーバーだ」
「ふっ、それはどうかな」
ふっ、それはどうかなじゃねーよ。人を追放しといた弱小者のセリフかよ。お前俺にも勝てねえだろ。いやそもそも勇者なんだから本物の魔王かどうかぐらい分かれよ。声で俺だって特定できるだろうが。
「覚悟ー」
あっさり勇者は俺に負ける。そりゃそうだ。俺はお前より強くて追放されたのだから。しかしこれからどうするか、魔王倒せないし、俺魔王やらされているし。よし本物のロリ魔王に聞いてみよう。
「あのーおやすみの所申し訳ないんですがこれから俺どうすれば……ははっ聞く人間違ってますよね、すみません」
「暇なら私の専属召使いになるといい。先ずは足のマッサージを頼む」
「あ、はい」
こうして俺はなぜか勇者に復讐するため魔王を先に討伐する筈が、逆に魔王の専属召使いとなることとなりました。
まあいいか、可愛い魔王の専属召使いなら良きハッピーライフを送れそうだ。
俺の物語はハッピーエンドになることを祈ろう。