学校新聞
朝からなりふり構わずハゲダッシュをかました照山さん。一体何があったのか⁉
「はあ……はあ……なんだあれ?」
照山さんを追って京陵学園についた俺は、校庭に設置してある掲示板に群がる人だかりを見つけた。
どうやらかなりざわついている様子。なにかあったのか?
「どきなさい!」
先行していた照山さんが怒声を響かすと、モーゼの十戒のように群衆が割れ、掲示板までの道のりができた。
そこを堂々と歩いていく照山さん。
俺も人だかりをかき分けて掲示板が見れる位置まで移動する。
掲示板には学生が発行する学校新聞の最新号が張り付けてあった。
そこには――。
「……何よ、これ」
信じられないといった表情で照山さんがつぶやく。
新聞の見出しには大きくこう書いてあった。
『大大大スクープ!!! 学園の女王、照山照美はハゲだった!』
昨日、俺を追い回してきたときの照山さん(ハゲ)の写真が載っていた。
……目撃されていたのか。そりゃそうだ。あれだけ叫びながらアイスピックを振り回して追って来たんだ。人の目につかないという方がおかしいってもんだ。
だけど、写真を撮られていたのは非常にまずい。それがこうして本人の許可なく公開されているのも非常に、非情にヤバい。
おそらく登校する時に感じていた違和感というかざわめきも、この事実を知った人たちから向けられていたものなのだろう。……これはやばいぞ。
立ち尽くす照山さん。
沈黙が場を支配する。
もちろん、そこにいる者たちの注目は全て照山さんに向けられている。
照山さんはフウと一息吐き。
「……ち、近頃のCGはすごいわね」
顔をひきつらせながら誰にでもわかる嘘を吐いた。
こうして照山さんのハゲは一日持たずにバレたのであった。
……これからどうなるんだろう。
はい、あとがきです。
最近、一日一更新という自己ノルマのせいで毎日ハラハラの作者です。
どうせならハラハラではなくセクハラされてみたいです。
まあどっちかというと締め切りに追われてパワハラされている気分ですけど。
でも大丈夫。ドMな作者ですから、ハアハアと喘ぎながらいい感じに筆が進んでいます。
まだ物語は序盤も序盤なので、メインである日常回やギャグ回を書きたいです。
早く……早く日常タグが嘘ではないことを証明しなければっ!
……ってな感じで次回は照山さんのライバルである金髪ツインテールの登場回です!
To Be Continued…