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#6 それぞれの夫婦事情


忘年会のシーズンですね?

お元気ですか?

飲んでますか?

アルコールが弱いオカザキ父さんは、食い専ですが、反論は受け付けません。


これは同じ時期に入社した同期との話です。ちなみに僕、子煩悩パパで通っており、普通に各職員と主婦トークしてる自分もどうかと思いますが。うん。


忘年会がありまして、我が職場でも。

同期の彼女も、旦那さんに育児を任せて参加。次の日(日曜日)も出勤で(僕もでしたが)寝ている旦那さんとお子さんを休ませておいて出勤したそうです。


で、夕食に使うからと、書き置きにミンチ肉を冷凍庫から出しておいて、とだけ記して。


そうしたら昼に「パシられているみたいでムカつく」とメールが入っていたそうで。


「どー思います、オカザキさん!?」


と言われました。


ど、どう?

どうですかね?


僕的には、パシリではないと言うか、お願い事の範疇だと思うのですが。


慣れない育児に疲れたから昨日は有難うが欲しかったのかなぁ、と思わなくもない。多分そうだと思う。


ここが難しい所ですよね。

料理、家事が苦じゃない旦那さんなら、まぁOKな訳ですよ。まぁ僕の知り合いで、旦那さんが料理が美味すぎて(多分それだけじゃ無いと思うが)離婚した例もある事はありますが。


料理、家事、育児、これは普段からやってないとできない。

かくいう僕も、最初から積極的だった訳じゃない。


僕、わりかし料理抵抗ないのですが、それも介護の仕事で培った感があります。


グループホーム(認知症対応型共同生活介護)では、食事をスタッフが考え、調理をしていました。1ユニット9名の入居者様がいらしゃって、その分量の調理に慣れていたものだから、結婚当初2人前の味噌汁を9人前の味付けにして、大顰蹙を買ったものでした。嗚呼、それも今ではいい思い出w(反省は十分にしてます、否、させられました!)


そしてデイサービスでは御飯と味噌汁を作ったり、イベントではお食事を作ったり、訪問介護では高齢者さんに合わせて、料理をした訳で。


まぁ僕は特殊ですが、少しだけ共同でする事があるだけで違うかもしれません。

我が家は、ご飯を作る手際が相方のほうが早いので、大抵調理は任せて、補助をしたり片付け担当を僕がしています。


そしてお休みの日は、僕が調理や下ごしらえをしておく、というパターンです。できる事をする。手伝う。大変を共有しあう、というのはどうですかね?


その為には、男子は覚悟が必要だと思います。

稼ぎがあって、奥さんは専業主婦で、と言う時代では無いですね。まして奥さんが忙しく調理してる中、旦那さんはゲーム…これは殺意が芽生えるらしいです?(職場同僚証言w)


僕らとしては、帰ってから一息なんですけどね。それは共働きなら奥さんも一緒な訳ですから。

ここらへん、ずれてたら


「どうしてよ!」

「どうしてだよ!」


になるのかな?


台所で二人で立って、話をしながら作業をして、家事が早く終わって、そして一息。なかなかそうならない時も多いけど、どうせなら一緒に一息をつけたらいいですね。




あ、でも例外はあります。

これまた、職場の同僚証言。


「旦那が台所に立ってるとムカつく。黙って座っていて、て感じになっちゃうんだよね」


との事。まぁ、それは人それぞれ……?


でも大事なのは、相手の「こうして欲しい」のシグナルを見逃さない事になるんでしょうね。


だから同期に言ったのは


「昨日はありがとう」


がいいんじゃないかな、と声をかけました。

それと、旦那さんの教育は少しずつ、ね。ガンバレ、と。


自分の時間、相手の時間。

それぞれ天秤にのせて、歪になってたらやっぱり深呼吸がいい。

1人、1日24時間

でも2人合わせたら、48時間。

じゃ、そのうちの1時間を、相手に捧げる事はそんなに難しくないはず。


それが難しい場合もあるけど。無責任には言えないけど。

だからこそ。


分かってるだろう?

では分からない。


言葉を重ねて、重ねて、重ねて、確かめ合う生き物が人間なんだと

今日の朝、なっちゃんが教えてくれました。


ぎゅっと、抱っこされた小学1年生の言葉が。


「お父さん、だいすき」


「お父さんもなっちゃんが大好き」


言葉を重ねて、重ねて、重ねて、確かめ合う生き物が人間なんだね。なっちゃん。

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