#40 オカザキさん家のなっちゃん2年生懇談会事情
ネタは熱いうちに打てという格言があります。(無いよ!)
それに従えば、やはり思い立った時に書くべきです。
という事で、今回は前期最後という事で、懇談会がありまして、僕が行ってきた顛末を。
そうそう、今って小学校は前期・後期の2学期制カリキュラムなんです。
僕の感覚からいくと、三学期制なので違和感が。
学期の終わりには、長期休みがあるって印象だったのですが、大学のスタイルに近くなったんでしょうね。海外を視野にいれたグローバルな観点ってのもあるんでしょうが、スローライフな僕にはやはり違和感があり。脱ゆとり教育を目指し、授業時間を確保するという意図もあるみたいです。
そうでなくても、小学生は宿題が多い。
そしてそれを確認し、サインする親の仕事も多い(笑)
学校にもよるのでしょうが、我が長女なっちゃんの場合、宿題にサイン、計算カードしたらサイン、本読みにサイン、連絡ノートに小学校の準備しましたよ、にサインと確認事項盛りだくさんです。
だいたいにして、進級時に渡された時間割は目安で、その日で授業は違ったり。それだけ進み具合によって変更したりといった事をされているんでしょうから、むしろ先生方の涙ぐましい努力に感謝ではあるのですが。
「「宿題多いよー」」
誰と誰の台詞が重なったのかは、察してください。
結論から先に書くと、なっちゃんはやはりなっちゃんでした(え?)
どの教科も満遍なく頑張っていて、成績も85点以上なので、よく勉強していると思います、との事。
家では日によっては2時間かけても宿題が終わらず、弟ゆー君の勉強を教えたり、弟ゆー君がゲームのやり方がわからないと言って、代わりにゲームをしてあげたり、そんななっちゃんにお父さんは帰宅早々「そんな訳あるかぁぁぁ!!!」と怒号が響いたり、相方さんはぐったりだったり。なっちゃん、君はもっと反省しろ! と思ってましたが、なっちゃんはなっちゃんで頑張っているんだなぁ、とほろりとした今日。
先生の話は続く。
「リサイクル係、一人なんですけど責任感強く、頑張ってくれてます。他のお友達にも手伝ってもらおうかって言ったんですけど……」
なっちゃんがやる。なっちゃんの仕事、なっちゃんにやらせてください!
と、本人が言ったとか。
お前はしかし、再就職に向けて活動中の働くお姉さんか?
「でもなっちゃん、忘れ物多いですよね」
発破はかけてる。声も枯らす程かけてる(笑)
それでも忘れる(やってない)事は自己責任。────という事を意識して促しているつもりではあるのですが、なかなか子育ては難しい。
ちなみに忘れた事をお父さんのせいにするのは勘弁してください。
「それとですね、なっちゃん、本が好きですね」
これは良い話題。学校でも本に夢中らしい。算数より国語の点数が良いのは意外だった。文章を読み取る事は宿題をしていても苦手に思っていただけに、嬉しい誤算。
「────でも授業が始まっても、本の世界から戻ってきてくれないんですよね」
先生、苦笑い。
僕、苦笑い。
戻ってこい、先生がきたら!現実に!
なろう住民の皆さんも現実を見据えて生きてるぞ!
読み出したらトリップって誰の子だ!
俺の子だ!!!
……全力で反省します。
ごめんなさい。本を一度読み出したら、戻ってこれないトリッパー父さんには返す言葉もなく。
「総じて、なっちゃん頑張ってますので、お家でも応援してあげてください。よろしくお願いします」
と先生。懇談会は終わったのでした。
スゴく頑張ったなっちゃんを聞かせてもらったのに
何故……なんでしょう。
お父さん、ダメージ深いのは。
そう言えば、我が母上に言われた事があります。
「レオは本を読み出したら廃人だからね」
_人人人人人人_
>廃人だからね<
 ̄^Y^Y^Y^Y^Y ̄
↑一回、やってみたかったんです。
母上に言われた事は事実ですけど。
相方さんにも呆れられてますけど。
なっちゃんの懇談会なのに
なっちゃんの懇談会なのに
なっちゃんの懇談会なのに
なっちゃんの懇談会なのに
なっちゃんの懇談会なのに
自分を見つめ直す日かと思ったら
哀愁を感じさせる夕陽が眩しかったです。
今日の格言:現実にちゃんと帰ってきて!