#39 オカザキさん家のおたふく風邪事情(追記あり)
半年前のオカザキさん「2014年を一言で表すとなんだろうね?」
今のオカザキさん「そりゃ【おたふく】だよ」
半年前のオカザキさん「は? おた◯くソース」
広島の超有名ソース。最早全国区かもしれない。
今のオカザキさん「半年後、悶えろ」
悶てます。オカザキです。
実は2週間前、ゆー君がおたふく風邪になりまして。
正式には、流行性耳下腺炎と言います
前回、ゆー君がおたふく風邪になって受診したのが2週間前。
おたふく風邪の潜伏期間が約2週間と言われていますので。
主治医「ビンゴだね☆」
ビンゴじゃねーよ!
さてここでおたふく風邪のプチ講座。
子育てには流行性の病気がつきものです。
前述の通り、正式には流行性耳下腺炎と言います。ムンプウイルスによる感染で、耳下腺(耳したから顎にかけて)が腫れます。
症状としては
・高熱(38度以上)
・耳下腺の腫れ
・首の痛み
・頭痛
・腹痛
って感じでしょうか。
感染は人から人を介してが経路。
だからネコは大丈夫。良かったな、我が家の白猫、雪さん!
「んにゃ?」
寄るな、ご飯ではない!
そして感染は接触感染か飛沫感染。
嗚呼、なっちゃんとゆー君、仲がいいもんね。
できるだけ離れるよう指示していたが、どこかで隠れてチューか、お菓子の分けあいでもしたに違いない。間違いない。いや、そうでなくても一つ屋根の下だし、あり得る事ではあるのですが。(から笑い)
そしておたふく風邪が厄介なのは、ウイルスの潜伏期間が2週間〜3週間。
これも前述した通りですね。
病院によりますが、うちの主治医は発症日から(発症日は含まず)5日間の自宅療養。その後治癒証明を書きますよ、という事で。ただこれは病状による、という事でしょうね。治癒してないのに治癒証明は出せないわけで。まぁ当たり前。
そんなわけで、なっちゃんは今週お休み。
こら何を喜びのダンスしている。落ち着いたら家でも勉強するんです。当たり前です。という事で、また綱渡り的に、主治医の所の病児保育所にお世話になる予定。うちは親戚はあてにできないので、夫婦で乗り切るしか無いのです。もう当たり前にこれで来たので、特に大変とも思わないんだけどね。
おじいちゃん・おばあちゃんが協力してくれる家庭は幸せですよ。
(うちが非協力という訳ではなくてですね、義父も義母も現役で仕事をしているから難しい時が多々ある、というダケです)
さてさて、といった感じでしょうか。ゆー君は熱は出る、お腹痛い、腫れると、もう大変でした。
今回、なっちゃんは腫れだけ。
幼児期にした予防注射が功を奏したようです。ちなみに予防接種は任意になります。有料になるわけですね。ちょっと記憶が薄れましたが、5千円程度だったと思います。保険はききません、全額自己負担で料金は病院によって違います。ネットで検索すると、5千円〜1万円が相場みたいですね。
予防接種してもなるの? なるなら意味ないじゃん、というご意見もあるでしょうが、意味ならオオアリです。
重篤化しない。
これは重要です。残念ながら、ゆー君は「しないといけないねぇ」と話していたら、おたふく風邪になってしまった訳ですが。発症当日は痛い、食べられない、熱出てしんどいのオンパレードも前述通り。
一方のなっちゃんは、痛いと言いながら、ゼリーは食べる、アイスは食べる、板チョコは食べる(ちょっと待て!)
僕の昼飯のうどんを奪って食べる、という……うん、文章にしたら悲しくなってきた。
ただ本当に痛いみたいで、それなりにしおらしい(ひでぇ)
そんな訳で安静して、昼ドラを観てる小学二年生がいますが、なにか?(もうぐうの音も出ないよ……)
最後にワクチンですが、これ副作用がある事だけは頭においておいてください。
代表的なのは、無菌性髄膜炎です。
ワクチンとは、結局のところ、弱らせたウイルスをあえて体の中に入れて、免疫をもたせようという手法ですもんね。当然、若干のリスクがあります。それを加味した上で、接種を受けさせる事をオススメします。
ちなみに、おたふく風邪から重篤化し、ムンプス難聴という難治性の病気になることがあります。ですが、ワクチン接種副作用により、このような副作用は稀との事。リスクはある。でも実際におたふくになってからのリスクに比べると……という所ですから、我が子の特性を見ての親の判断といったところでしょうか。
僕は親になってから知る事が多々あるのですが、後で知ってからでは遅い事が多々あるのも事実。だからこそ、知っておきたい事を拙い文章ですが、たまにはこうやって残せたらいいなぁと思います。
「お父さん、アイスキャンディ美味しいね」
……おたふく風邪です。彼女はおたふく風邪なんです!おたふく風邪なんです!!
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追記。
夕方になってから、熱と腹痛の症状が出てきたなっちゃんです。
これからだった……って感じでした。
しっかり様子を見て、見守って、起きたら抱きしめてあげようかと思います。
熱が出たときのなっちゃんはしおらしくて、まるでお姫様(こら!)
元気ななっちゃん、早く帰っておいで。まずはそれを願う父でした。
ではでは。