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#25 オカザキさん家の朝からバトル事情


昨日、5/6は祝日でしたね。

僕は仕事なので、ガサゴソしてると、なっちゃんとゆー君が、おもむろに動き出したのでありました。


ゆー君は、ゴロゴロして半覚醒。

眠いのですね。

相方さんに抱っこされて、ちょっと落ち着くけど、離れるとウニウニ駄々っ子になる。


おいマテお前。

お前は年長組だよな?

来年小学生だよな?

そして、お母さん入院する話を昨日もしましたよね?


このエッセイの感想欄で、なっちゃん、ゆー君偉いって、つけてくれた人いるのに?

謝れ。全力で謝れ。


そんな事を思いながら、お父さんは髭を剃り、出勤準備をしましたら、今度はゆー君の何故か大絶叫。


「なっちゃんのバァカっ!」


今度はどーしたよ?


「なっちゃんが、雪にごはんあげちゃった!」


大泣きです。


「にゃん」


ご飯なら頂いてます、だそうです。良かったね、白猫さん。


一方のゆー君。自分が雪さんにご飯を上げられなかったのが、悔しく悔しくててならない様子。


押し入れの中に籠城を決め込んだ模様です。


「なっちゃんのバカ、おかあちゃんのバカ、おとうちゃんのバカ、雪のバカっ!」


あの?

僕はトバッチリじゃない?


「夜、ゆー君に雪ちゃんのご飯お願いしようかな?」


ナイス相方さん!


「なっちゃんのバカ、おかあちゃんのバカ、おとうちゃんのバカ、雪のバカっ!」


言うこと同じかっ!


「ご飯なくなっちゃうよ〜」


僕らはそう呼び掛けるがまったくダメ。


「なんかアレだよね?」


相方さんが言いました。


「なっちゃんがギャーってなると、結構ストレスなんだけど、ゆー君だと、あぁカワイイって思っちゃう」


萌えるな。そこで萌えるな!


で、ここで僕の記憶は欠落するのですが(笑)

なんで、どうして出てきたのか分からないのですが、僕が「いってきま〜す」と言った頃には、なっちゃん、ゆー君は当たり前のように仲良くニコニコしていた二人で。




ふ、不安だ……。

相方さん、入院したら、どーするよ?

本当に。

お前ら助けてよ?






そして夜。

「なっちゃんが悪い!」

「ゆー君が!」

効果音で表せばガウガウガウガウ! と野良犬の喧嘩のような。またかよ? ゆー君の穏やか事情はドコに消えたんだよ?!


「お風呂どうする?」


相方さんが言いました。


「なっちゃん、お母さんと!」


「僕、なっちゃんと!」


え?


「じゃ、お風呂行ってくるね」

「行ってきます〜!」

 

とさっきまでのバトルがウソのように、なっちゃんとゆー君は仲良くお風呂に行くのでした。


わかんねー。

お前らの関係、お父さん全然わかんねーよ!


という事で、仕事で疲れて帰ったお父さんの遠吠えをお送りしました。


世のお父さん、世界は理不尽だけど、がんばろうね!





理不尽ついでにもう一つ。

朝何で不機嫌だったの? と聞いてみた。


「お父ちゃんが服を用意してくれなかったから」


俺?

というか君、もう記憶すり替わってるよね? 多分、なっちゃんとケンカしたことすら、明後日に飛んだよね? だよね?


最早、悶絶するしか無い(笑)

現在、戦うパパ友募集中(笑)

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