表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
21/50

#21 オカザキさん家のお母さん無茶ぶり事情


昨日は職場の新年会ANDおめでとう会がありまして。


おめでとう会は、働きながら看護師の資格取得を目指していた学生さんが、4月から看護師勤務になることが決定しましてね。もうおめでとう! を肴に酒を飲むおばちゃん、おっさん達。うん、ダメな大人満載だね。大丈夫かこの病院と思いますが、看護師も介護士も腕あり、そこは自信をもって言える感じです。


僕は素面だったんですが、同僚さん達とはしゃいできました。若干、ハシャギすぎの感がありましたが、オカザキ君は大人だね評価は、きっと飲んだくれた先輩と女子ズのオヤジ化が酷すぎだったからでしょう。まぁ、いいよね、と思います。




さて、そんな阿鼻叫喚(笑)から帰ったら、ダウンしていた相方さんがむっくり起きてきて言いました。


「あのねお願いがあって」

「うん?」

「小学校のPTAで集まりがあって」

「はいはい」

 

遅くなるかも、とかそんな感じの話かと思ったら、

 

「その日は時間的に仕事で無理な感じなんだよね。で、レオさん休みだし、ちょっとピンチヒッターお願いできない?」


マテコラ!?


「なにやるの?」


「えっと、役員決めの司会。えへへ。保育園の後援会役員の経験者だもん、大丈夫だよね?」


えへへじゃない!

逃げた、コイツ、逃げた!(仕事で忙しいのは事実みたいです)

そして全然大丈夫じゃないし。確かに、役員とか大好きなのでしましたけど。保育園の中を父兄として見たいという想いでやったてのもありますが。


「私、学年部でしょ。その仕事の内容の説明もお願い。資料は当日もらえるから、それを読んでくれたらいいから。ね?」


「ね? じゃない。そういうのは、事前に君がやってきたことをメモで寄越せ。学年部の仕事してない人が話すんだから、ちょっと事前準備ぐらいしろ」


しばしお説教です。少々お待ちください(笑)


「レオさん、喋るの得意じゃん。資料はちゃんとあるし」


「話は組み立てないと、意味わからんでしょ。まして携わってないんだから。それぐらいは用意しといて」


まぁそんな感じで、無茶ぶりに等しい感じで、相方さんのピンチヒッターになることになりました。


「あのさ」


 僕は相方さんに聞きました。

 

「ん?」


「前振りとして『妻に小遣い減らされたくなかったら司会しろと脅迫されました』とか言うからね、ヨロシク」


「…その場を面白くして、どーする?」


だってオカザキさんですよ?

真面目だけじゃつまらないじゃん?


「それと、御礼はケーキでいいよ」


謙虚に言ったら、相方さんにぐーで殴られました。

とりあえず、日にちもうろ覚えですが(え?)

その日は頑張ってくる予定です。


もし機会があれば、お父さん方も役員とかしてみたらいいと僕は思うんですよね。

人見知りの僕ができるぐらいですが、中の実情を知る事ができるのは

なかなか楽しい。

勿論、大変で面倒な事も多いですけどね。あ、人の奥さんに手を出したらダメですよ。良い子のお約束!(露骨だよ)


義務感よりは、楽しく。

これはこれで有りかな? なんて思ったりね。何かしらの繋がりがあれば、それは大事かなぁ、と思ったりね。



結論です。無茶ぶりは高くつくよ?

(お父さん、ケーキは諦めない! あきらめない!)




ケーキは正義!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ