#18 オカザキさん家のトイレ事情
ネタ回です。(ネタじゃない時がいつあった?)
そしておトイレです。僕は職業柄平気ですが、オヤツ食べながらは、想像力過多の方はご遠慮ください(笑)
うん、でも大丈夫。う⚪︎この話はしないから(作者、幼児以下!)
ケース1 オカザキお父さん
ところで、我が家はボロアパートなので、トイレは和式です。
洋式ならいいのになぁ、とか思いつつ、まぁ子ども達が和式でも臆せずしてるから、ありっちゃ有りか、とか勝手に思いながら。
んで。
トイレって空間は素晴らしい。なんであんなに落ち着くんでしょうね。立ち小便は便器周辺を巻き散らすと、女性には嫌煙されがちですが。
立ちと座りが両方兼ね備えた、次世代便器の開発とかどうですか?
話それた。
トイレは考え事をする時最高です。密閉空間なのがいいんですかね?
トイレに本棚とかあったら、絶対出てこないね。(トイレで?)
まぁ、ズボン降ろしてる段階でかなりシュールだよね、と僕も思いますが。
「いいから早く出て!」
嫁さんにそして今日も物思いにふけっていたら急かされる訳です。うん。
ケース2 オカザキお母さん
この人タイミング悪い(笑)
もともと、水分をとらない人なんですよ。なので、トイレの回数が少ない。かつ家事をきりもりしてくれている我が家のエースストライカーですから、計画的に家事業務をこなす訳ですね。いやはや、世のお母さんには恐れ入ります。
さて、ですが彼女、タイミング悪い。
「よし、家事終了。トイレ────」
「トイレー!」
とゆー君。
「今度こそ、トイ────」
「もれるー」
全力疾走のなっちゃん。
「………」
「さてトイレっと」
「レオさん(僕らは名前さん付けで呼び合う夫婦でして)」
「はい?」
「トイレ?」
「トイレ」
「私に先に行かせて! レオさん長いし、どうせ考え事だし、私ずっと我慢してるし、チビちゃんに先越されて限界だし、家事がんばったし、いいよね?」
それ拒否権ないし、俺。そんなにトイレ長いかなぁ?
「長い!」
裁判長はそう僕に判決を下し、トイレに勇ましく────いや、限界点と戦いながら、トイレに駆け込んだのでした。
トイレ2つある家が羨ましいね。
(トイレを書斎化しようとする人が若干1名いるので、即却下とは相方談)
ケース3 なっちゃん
なっちゃんは男の子に負けたくない。
そして、お父さんとゆー君が羨ましい。
そういう想いがあってからか、彼女が保育園年中組〜年長組にかけてだったと記憶しているが、彼女なりの壮大なチャレンジを試みたのでした。それは……。
「お父さん、パンツ濡れちゃった! うまく、おしっこできない!」
彼女は立ち小便に何故か取り憑かれていた。いや、トイレ大洪水。とりあえず怒るより前に笑いがきた。
マジか??!!!!!!
そりゃ、うまくおしっこもできねーよ!
当時の事を現在、小学校1年生、間もなく2年生のなっちゃんに問う。
「なっちゃん、そんな事してないし」
しれっと。
しれっと言いやがった! ちなみにあの後、相方の説得有り、座っておしっこするようになったのですが、実はパンツを脱いで、的をめがける要領で、立っておしっこチャレンジした事を僕ら夫婦は知っています。
やめろ、そんなチャレンジ。
ケース4 ゆー君
半年ぐらい前の話ですが。
相方ちゃんが僕に言いました。
「最近ね、保育園でトイレ行った時にゆー君、ズボン汚すみたいなの」
「うん」
「それでね、なんでかなぁって思って、ゆー君がトイレ行ったのをのぞいてみたら……」
「軽くストーカーチックだね」
【ぐー】で殴られました。
「手放しでおしっこしてるんだよねぇ」
男性の方ならどうやって、排尿を済ませるか、ご存知でしょう。女性の方、分からない? それは旦那さんか、彼氏さんか、お友達に────いえ、何でもないです。
「それでね、ゆー君に教えてあげて欲しいんだよね」
「はぁ」
「だって女の私じゃ上手く教えられないというか。洗濯物多くなるのも、雨の日はしんどいし」
うん、後者の意見が本音だね。そして目が笑ってナイヨ? ヤレって言ってる。言ってるネ。
まぁ、そんなこんなで、ゆー君へのおしっこ指導が始まりました。
「持て!」
「はい!」
「狙いを定めて」
「はい!」
「発射」
「はっしゃ〜」
「よそ見はしない!」
「あい!」
「撃ち残しはないか!」
「ちょんちょん」
「消火完了!」
「しょうかふりょう!」
うん、微妙に間違っているがとりあえずオッケー。
今では上手にやってます。
「あのね?」
相方さんが言います。
「ん?」
「スーパーでトイレ連れていった時、上手にできたんだけどさ」
「おぉ、良かったじゃん」
「なんで終わった時、消化不良って言うの?」
「………」
冷たい空気が夫婦の中で流れました。
ケース5 猫の雪さん
相方さんが言う。
「ねぇ?」
「うん?」
「時々、レオさんがトイレ行く時、トイレのドアが完全に閉まってない時あるじゃない?」
閉めてるはずなのだが、ちょっと開いていたりする。
「その隙に雪が入るじゃない?」
そうなのである。猫の雪さんにとって、入れない場所がある問いのは、ハリー◯ッターと秘密の部屋的な、魅惑があるらしい。(トイレと対比されたくないと思うよ、あの名作も)
「それでね、雪がレオさんの真似をするのよ、メスのくせに」
「へ?」
「猫トイレの砂を集めて、端っこで半分立ってするって言ったらいいかなぁ。この前まで、普通にしゃがんでやってたのに。ねぇ?」
相方さんの目が冷たい。冷たすぎる。
元凶、僕ですか?
「だって、おかげで砂が飛び散る率高いでしょ?」
確かに。
「屋根付きトイレ買う?」
提案してみる。砂飛散防止の為のトイレがあるのだ。しかし相方さんは首を捻る。
「屋根ついたら、トイレ掃除忘れそうじゃない?」
しかし、その顔は別の事を言っている。
ムダナシュッピトカ、フザケンナ。である。
どうすりゃいいんだ、俺は。
「とりあえずトイレのドアしっかり閉めて」
「…はい」
まぁ、そんな感じです。トイレにまつわるエトセトラとか色々ありそうですよね(そうか?)
僕が参加しているエッセイ村では、どんな方でも原稿を送ってくれたら大丈夫なので、トイレにまつわるエトセトラありましたら、そちらに投稿ください。
(やめて、素敵文章盛り沢山なのに、トイレで埋めるのヤメテ)
小説家になろうで作品名「エッセイ村へようこそ」で検索したらすぐたどり着けますよ。詳しくはエッセイ村の作品ページをご覧くださいませ。
(だからトイレはダメ! 絶対ダメ!)
番外編。
ゆー君は、夜おもらしの失敗が心配で、子ども用尿とりパットをつけているのですが。(そろそろ取っていいんじゃねー? と個人的に僕は思っているんですが、本人が心配らしい。成功率7割なので、そろそろはずしてもいいんじゃないか? とも思うのですが、まぁ見守ろうと思ってます)
失敗したパットをですね。
廊下に放置してですね。
朝ですね。
……踏みました。
ぐにゃ、って。
ぐにゃって、感じでしたよ?
「ゆーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー君ッ!!!!!!」
朝から僕の怒号が響いたのは言うまでもありません。
エッセイ村もよろしくお願いします! 僕も詩やら雑感やらのエッセイを投稿させてもらってます。よろしくね!
あ、余談。僕が心がけている事。おねしょじゃ怒りません。パット放置は怒るけど。ゆー君しょんぼりしていると、「いいじゃん」と言っておきます。「お父さんだって子どもの時そうだったぜ」と。子どもの成長はそれぞれだから。おねしょはそのうちなんとかなる。でも米を研げる5歳児だ。玉ねぎの皮もむける。カレーのルーだって入れれるだろ。そっちの方がすげーよ、と。まぁ、なんでもいいんですけどね。でも、怒ってしまうおもまた親という生き物か。反省しつつ、ですが。今回の投稿を見て、僕ってなんて適当なお父さんなんだと思って頂けた僥倖です。だって真面目ばかkりじゃ疲れるし。お父さんと子どもの最大のツールは、遊びでありイタズラだって僕は信じてます。(勝手に、だけどw)
あ、後書きが長くなりましたね。これで今回は失礼します!