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#17 オカザキさん家のなっちゃんヤキモチ事情

拙作 詩集言霊遊戯の中の「愛情容量」をちら見して頂くと、恥ずかしながら二度楽しめます(え?

ども、オカザキお父さんです。休みの日に精力的に紙の本の読書をしたいのに、皆さんの作品に負けて、スマホ&タブレット&ノートパソコンの充電を完全放電した男がココにいます(笑)


やばい、積ん読になってる。でも皆さんの作品、面白すぎです。罪です。積ん読なだけに。ん? 面白く無いね。自分で書いていて、僕もそう思ったよ。


今回はですね、僕が書いた詩集「言霊遊戯」というのがあるのですが、その中の「愛情容量」という詩がありまして。そちらをまず一読頂ければと思います。


別に強制読書じゃないよ?(笑)

まぁ、別に読まなくても、支障は無いんですけどね(え?)




■■■



お隣に、2年生(1学年上の)お姉ちゃんがいます。名を「えっちゃん」とさせてもらおう。彼女は本当に面倒見が良い美少女で、努力家の勉強家。なっちゃんが一年生を無事に、しかもお友達とのルールが分かりかけてきたのも、このお姉ちゃんのおかげ、と思うのです。


そのえっちゃんが、僕が休みの時は高確率で遊びにくるのですが、

なっちゃんのヤキモチが発動する確率が高い。


なっちゃん曰く


「えっちゃんばかり狡い!」


となっていて。

いや、一番君が役得だと思うんだが?

でも、客観的に見られる程、なっちゃんは大人じゃない。


「お父さんのバカ! イジワル! クソチ◯コ!」


いや、それは酷くねー?


ともかく…こうなると、なっちゃんをなだめるのが大変。


「来ないで!」


となるわけで。どんな痴話げんかだよ、と。

こういう時は冷却期間を設けるしか無い。

でも、君のことをしっかり見てるよ、というメッセージを出しながら。


「お風呂一緒に入ろうよ」


と誘うと、


「ゆー君とは入らない」


ときた。独占したい感じですかね。

でも、僕はそれは認めてあげられない。彼女が寂しかったのは分かる。でもそれをゆー君に強要するのは違う。


だから。


「入りたくなったら、おいで。待ってるよ」


と声をかけた。今、風呂に入らなくても良い。相方が仕事から帰ってきたら、誘ってもらえばいい。焦る必要も、急かす必要もないんだ。


それが功を奏したのか…。


相方が変える前には、膝に乗ってきたり、抱っこしたり、肩車したりができるようになっていました。


客観的にはどうあれ。

主観的にはなっちゃんは寂しかった。

それを僕は知っている。


だからね。

あの詩が生まれたよ、なっちゃん。


ずっと見てるんだ

君のことを

君だけを。


だって僕は君の

ただ一人のお父さんで

今はこの「特別」を譲るつもりがないからね。


最後、照れもなく、青臭く言い切ったお父さん。きっと数日後、冷静な目で見たら悶絶するというオチでした。(オチ?)

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