#16 オカザキさん家のなっちゃん参観日事情
日増しに暖かくなってますが、暖かさと引き換えに花粉がとんでますね?
え? 僕が花粉症なのかって?
全然。
むしろ嫁さんですね。朝から「くしゅん」と可愛いクシャミをしていたので、可愛いねと愛でてあげたら、何故か怒られました。
「花粉症はしんどいんだからね!」
ごもっとも。彼女曰く、花粉症の人の気持ちは花粉症の人にしか分からない、と。けだし名言ですね、と褒めるとまた怒られました。
女心は難しい(違う!)
さて、今回は少し前の話になりますが、なっちゃんの参観日がありましたので、そのエピソードを。
今回の参観日は、小学校一年生の締めくくり。発表会形式で行われました。それぞれ得意な分野を小グループで発表するんですが。これがまた、個性が出ていて面白かった。
国語の朗読。
算数の計算
演奏。
絵(生徒さんが見せてくれた後、プロジェクターでテレビに写してくれたのには時代を感じた!家にも欲しい!)
昔遊びの発表。駒をやった子がうまかった! そういえば保育園時代、なっちゃんの駒捌きが凄すぎて、年中年少さんの羨望の的でしたね。
そしてぶんぶん駒というのがありまして。紐の中心に厚紙等で作った、盤みたいなのがあって。紐をくるくる回して、その反動を操作して回すという趣旨の駒ですが(僕の説明では分かり辛いのでネット検索推奨)これが楽しかったです。手でやるのは当たり前。手で回しながら、足でもやるという大道芸精神はさすが男の子って思いました。
そして我が家のなっちゃんは、最後の方でなんと縄跳びでした。男の子多数。そして女の子はなっちゃん含む二人。もう一人は同じ保育園から一緒の、勉強もスポーツも万能の美少女。うん、二人並ぶとなっちゃんはワンパク坊主に見えるね(ひでぇ)
一人一種目な感じで、男の子達は前飛び、後ろ飛びを華麗に披露。そしてなっちゃんです。
彼女はあやとびでした。
あやとりじゃないよ? 僕もなっちゃんから聞いた時勘違いしたけど、あやとびは縄跳びを交差したり開いたりを繰り返すやり方。この時点で僕には無理。
僕ら父兄の席て見ていたクラスメートちゃんの一人が振り返って、僕らに言った。
「なっちゃん、成功するといいね」
「そうだね。きっとがんばってくれるよ」
僕はそう返して、 なっちゃんの演技を見守る。後で知ったのですが、この子最近転校してきた子で、なっちゃんが仲良くしているらしい。そのエピソードもちょっと書けたらいいなぁ、と思いますが、それはまた後程。
さて、なっちゃんの本番です。
あ、失敗。が、その後、びゅんびゅんと縄跳びをうならせて、成功させるなっちゃん。
あんた、スゴイよ! その遺伝子はお父さんでもお母さんのでもない。
じゃ誰の子?(それは問題発言)
拍手をもらい満面の笑顔のなっちゃんでした。
「なっちゃん、すごかったねー」
と、転校生の女の子。彼女も自分の事のように嬉しそう。そういえば、彼女は発表の時は声が小さかったけど、なっちゃんの話題ではハキハキした声。少なからず、なっちゃんの存在が転校生の彼女に勇気を与えたのかしら? なんて馬鹿親は勝手なことを考えていました。
とりあえずなっちゃん、あやとびの成功で
男の子たちを完膚なきまでに叩きのめしたと思うぞ?
お父さんも無理だし。
時間が押し押しなのは、いつもの事。
どの子も一生懸命が印象的でした。自分の番が終わったらほっとして、お友達とおふざけモードなのは、1年生だもん、仕方ないな。
でも、そこに注意する先生の接し方が愛を感じたなぁ。
素敵な担任の先生と1年間過ごせてよかったなぁ、といった感じです。
1年生生活もあと少し。2年生も躓きながら、まぁゆっくりいこうよ。なっちゃん?
花粉症対策しっかりとで、乗り切ってくださいね!
だいたいこの季節、花粉を落として玄関入ってきて、という嫁さんの声をすっかり忘れるお父さんがココにいますよ。(嫌がらせか!)