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#12 オカザキさん家のなっちゃん熱中事情

間も無く小学校二年生のなっちゃんです。保育園の頃に比べて、活動的になったなっちゃん。さて、長女様の乙女事情を暴露してやろう。


保育園卒園前はオセロに熱中でした。

最初は余裕をかましていましたが、強い。お父さん、勝てなくなりました。彼女の集中力は半端ないのです。


その熱も少し冷めて、ポケモンへ移行。

ただしCS放送でのアニメ限定でしたが。これがいけなかった(え?


決まった時間にアニメがあるので、宿題そっちのけで、嵌る腐女子がいまして。ある意味その後の宿題とか小学校の準備を急かすので、物凄く徒労感が(^_^;)


相方と僕はひとつの決断をしました。


「CS放送を解約しよう」

僕的には音楽系の番組やドキュメンタリー、映画を時々見ていたので、少し残念でしたが彼女自身によろしくないという判断でした。


「お父さん、ポケモン映らなくなったよー!」


予想通りの反応。


「終わっちゃんったんかねぇ?」


し、白々しいな、お父さんは!


「そっかぁ。ざんねん」


え? 反応、それで終わり?

親が画策したとか、ポケモン観られないことへの理不尽さとか、社会への不条理とか、もっとないの?


相方が睨む。


『イイカラ、ヨケイナコト ヲ イウナ!!』


僕は無言で了承したのでした。

まぁ、その後もむらっ気のなっちゃんの宿題には苦労するのですが。

静かなポケモン熱はまだ冷めてないのですが、僕らはあえて「ポケモンの原作へゲームだよ」って事は伏せてます。伏せてますったら伏せてます! 絶対誰もいらない情報をくれるな!


そんななっちゃんですが、今度のブームは


「お父さん、将棋教えてー!」


でした。え? え? えー??

なんでも、今学童保育を利用してますが、上の学年のお兄ちゃん達に将棋で勝ちたい、とか。そもそも駒の動きがよく分からない、と。


将棋をしたい動機としては? 少女漫画としては有りか、と思う煩悩父さん。はい、ダメ人間ですね。


少し教えたらすぐ覚えてしまった、なっちゃん。

そして飛車角無しのハンデで(将棋を知らない人にお知らせすると、将棋で動ける範囲が広い強い駒です)は勝てないお父さん。


これは父の沽券に関わる!

そもそも頭脳プレイは苦手なお父さんですが、少し頑張ってみないといけないな、と思った瞬間でした。


かんばるよ、お父さんは!

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