ポロプ
読んでくださりありがとですっ✨️
にゃーw
いつもと雰囲気違いますっ!
目の前にはお酒が有る。
テーブルの上に有る。
俺が酒を飲もうと置いた。ビールを置いた。
昨日、断酒をしようと決意したので今は目の前にあるビールを目で捉え、腰をソファーに置いて股を大きく開いて腕を組んで考えている。
いつからお酒を毎日、飲むようになったのか考えている。ビールを見ながら考えている。
気がつくとビールを飲みながらテレビを観ていた。テレビがつまらなくなって庭でタバコを吸っている時、後悔がやってきた。
この後悔がたまらない程に辛い。
タバコを吸い終わると一緒に住んでいる沙耶の部屋に行った。
沙耶は手話で"心配しなくていい"と言った。
俺は"ごめん"。
沙耶は手話で"なぜ、ごめん、言う"。
俺は"分からない、なんでだろう"。
沙耶は"手話で"愛してる"。
俺は沙耶を電動車椅子から抱えあげ
ベッドに移し、沙耶の口にベロを入れた。
沙耶の口からベロがぎこちなくきた。
俺は沙耶のスカートを下ろし、パンツを横からずらし俺のそれを挿れた。
沙耶はウーウーと喘いだ。
俺のそれから液が沙耶の体に入っていった。
沙耶は俺の頭を撫でている。動かない方の手の指は俺の鼻に当たり、動く方の手でずっと俺の頭を撫でている。俺はそのまま眠っていた。
沙耶がウーウーと言っている。
"お腹すいた"
"分かった。行こう。"
俺と沙耶はスーパーに向かった。惣菜を買おうと向かった。
ちょうど夕方時だったので外には人が多い。
俺は歩きだが沙耶は電動車椅子なので、人の視線を感じる。沙耶はろう者の脳性麻痺で顔がシンメトリーで無いし腕も片方はあがっているし、沙耶と話す時、手話だから沙耶の口からは発音の悪い日本語が出る。
他人からは見られる。沙耶と付き合ってから、沙耶と一緒に住むようになってから他人から見られるようになった。まだこの人の視線には慣れない。手話には慣れたのだが。もう5年程たつ。沙耶との生活には。
俺が、アルコール依存症の診断を受けてからB型作業所で出会った。今はA型作業所なのだが沙耶はB型作業所だ。B型作業所は給料が安いので沙耶と付き合うタイミングでA型作業所に行った。B型作業所では恋愛禁止だったし、給料が安かったからA型作業所に行った。俺と沙耶の生活費はお互いの作業所の給料と国から貰える障害年金と沙耶の特別障害者手当。それと沙耶が持っている親の遺産だ。
スーパーに向かっていると焼肉屋から焼肉の匂いがした。沙耶が"焼肉食べたい"
"今度ね"
"私のお金"
"分かった"
焼肉屋に入った。
焼肉屋に入る時に焼肉屋の玄関が坂のようになっていて体に自由がある俺からすると何気ない段差をカバーする、ただの鉄板なのだが、沙耶の身になると、とても危ない坂なのだ。電動車椅子が後ろ向きに倒れるのだ。だから俺が沙耶と付き合うまでは、沙耶は気軽に飲食店には行けなかったようだ。沙耶との初デートの時、沙耶にどこに行きたいか聞くと、この焼肉屋に行きたいと沙耶が言ったのを覚えている。沙耶の家から近いというのもあるのだと思う。沙耶の行動範囲は狭いし。今は俺といて行動範囲が広がって、遠くに行くと沙耶の目が輝いている。
俺は沙耶の電動車椅子を倒れないように支え2人で入った。
「いらっしゃいませ!!」
歯切れのいい元気な声だ。
沙耶も分かるらしい。口の動きで。
沙耶は外に行くのが好きみたいで、俺と付き合うまでは、ずっと息が詰まっていたようで。
今の沙耶は焼肉屋に来てる沙耶の目はイキイキしてる。定員さんが椅子を1つどかして沙耶と俺を案内した。たぶん、常連だ。
沙耶はカルビが大好きでカルビばっかり頼む。
最初ここの焼肉屋に来た時に俺がセット物を頼んだのだが沙耶が、好きなのを頼みたいという事で単品で頼む。いつもは倹約家の沙耶だが焼肉屋に来た時は太っ腹だ。ホルモンを食べるときは沙耶は上手に噛めないみたいで、どのタイミングで喉に通すか分からないようで、ごっくんと力強く喉に力を入れて飲み込んでるのでちょっと怖い。俺は次から次に肉を焼いて、沙耶は自分で注文したがるのだが、それは沙耶の好きにしたらいいのだが、定員さんをこまめにピンポンを押して呼ぶので、定員さんに申し訳なく思うのだが、定員さんはとても暖かく接してくれるのでそれも有ってか沙耶の目がイキイキしている。沙耶は注文する時は定員さんに動く方の手で上カルビなら、上カルビの上に指を差し、コレ。と発音して、指で何人前か頼む。
遊園地に来た子どものような沙耶だ。
俺のアルコールの性から来る幻覚、幻聴を鎮めてくれる、沙耶の笑顔だ。
幸か不幸か、俺のアルコール依存症は幻覚、幻聴が伴う。幻覚、幻聴は不幸だが、その為、障害年金がおりた。いつかアルコールも手放せて、昔の様に働きたいと思ってるが中々難しいのが現状だ。だが、金銭面では、さほど困るまでは無い。かといって贅沢は出来ない。この焼肉代は沙耶の収入では無理だ。この焼肉代は沙耶の両親が沙耶に残したお金だ。いくらあるか分からないが、多い方なんだろうと沙耶の両親が残した家に住んでると分かる。沙耶は倹約家だし、B型作業所も休まずちゃんと行ってる。真面目なのだ。
俺も働いていた頃は真面目だったし、今、不真面目という訳では無いけど、キツい時は作業所は休ましてもらってる。沙耶は、なぜ休んだ!とキツいいい方をするが、俺の病は目には見えない病気なので、だからキツいいい方になるのかと勝手に思ってる。
昔はバリバリ働いた。車屋の営業をしていたし、その頃は妻がいた。子どもが出来ずに、不妊治療を受けたが、不妊の原因が俺にあったらしく、結局は離婚した。正確にはある日、いきなり別れを告げられ剥きになってハンコを押して離婚してそれからはアルコールと共に生きてしまって、アルコール性精神病という依存症になってしまった。最初のアルコール依存の入り口は妻から急な離婚を告げられたという所が入り口で今は、特段に不幸な事は無いのだが、お酒の魔力に引っ張られてるのだろうという感じの依存症だ。ただの依存だけでなく、幻覚、幻聴があり、興奮常態になる事もある。なので、お薬が手放せない。こんな自分が情けないと思うし、自分が手につけたお酒の性からくる病気なので、障害年金を貰う事と作業所に行く事を恥ずかしく思ってしまう。世間に申し訳無く感じてしまうのだが、主治医からは、自分が何かあって働けなくなった時の年金という制度があり、それを長年払っていたから、何も自分を責めなくていいと言われるのだが、そこが難しい。
沙耶は人生を楽しんでいる。
俺が悲観的になっていると沙耶は"元気をだせ"と言う。そんな簡単には元気なんて出ないのに、沙耶は元気を出すだけでいいんだと言う。最近、沙耶が言う、元気を出せというポジティブすぎる言葉が理解しつつある。以前は病気だからと思ってたが、結局は自分の意思だと考えるようになっていった。主治医が言うには、どちらとも違うと言う。だけど、沙耶は全部をポジティブでいろ。とは言わない。今日の作業所終わってからのすぐにお酒を飲む俺を、あえて1人にしてくれて、俺が沙耶に頼るといつも"心配しなくていい"と言う。
こんなにも、美味しそうに焼肉を食べる沙耶はやっぱり可愛い。俺は沙耶の焼肉を焼いて、沙耶の皿に置くのが好きだ。沙耶の出来ない洗濯物干しや、掃除など時々の料理も好きだ。沙耶は目を輝かせて焼肉を食べている。俺がB型作業所に行った時、沙耶は男性陣のアイドルだった。目がくりくりしていて。一目惚れだった。沙耶と付き合った理由は若いし、可愛いからだ。今も可愛い。俺はもう50代だが、沙耶は30代前半だ。肌艶がいい。褐色な肌で艶がいい沙耶は魅力的で俺のテストステロンを刺激する。そして精神的に成熟した女性だ。髪はいつも綺麗にしている。沙耶の作業所の友達の親が美容室をしていて、そこで、髪を染めるのと切るのを1000円でしてくれているらしい。
沙耶と一緒に住んで5年程たつが、まだまだ沙耶は可愛い。俺は50代になり、自分の力が衰えていくのが分かるのだが性欲だけは衰えがない。そのせいか髪は薄い。だけれど、髪が薄いのは案外似合ってるんじゃないかと勝手に思ってるふしがある。沙耶は時々、自慢してくる。作業所に来た、新しい男の人から告白された。や、LINEを教えたなど。たぶん、焼きもちをやかせたいのだろう。沙耶はモテるアピールをしてくる。
可愛い沙耶だ。
そんな可愛い沙耶が焼肉を食べてる姿は最高だ。
俺が作業所終わりにお酒を飲んでしまったあとの沙耶はエロかったし。可愛い。
沙耶は俺と付き合った時、今まで純潔を守り抜いた。と言った。幸せだ。そして最高だ。
沙耶は焼肉をたくさん食べて"おごちそうさまでした"
と言い、沙耶がお会計をして、2人で沙耶の家に帰った。沙耶の家の前まで来ると沙耶の様子が変だった。
沙耶の家の中の電気が付いている。電気はつけてなかったはずだ。
少し怖くなった。俺は玄関を鍵で開けると鍵がかかってなかった。びびりながらドアを開けた。玄関に飾り付けがしてある。折り紙で輪っかと輪っかでくっつけた飾り付けだ。沙耶を見ると変だ。目を合わせない。
リビングに行くと壁に折り紙の飾り付けと、
"けっこんしよう"の文字があった。すぐに沙耶の字だと分かった。この飾り付けの折り紙も作業所で沙耶が作ったものだと分かった。作業所の人が貼ってくれたものだと分かった。
俺は"けっこんしよう"と手話と口で言った。
「おめでとうございまーす。」
と人が出てきた。沙耶の作業所の人が何人か来た。みんな知っている人だった。
沙耶は泣いて喜んでいた。
作業所の人も泣いていて喜んでいた。
沙耶が泣くのを初めてみた。
幸せだ。沙耶を抱き上げ、ぎゅっと抱きしめた。
幸せだ。
最後まで読んで頂きありがとですっ!
にゃーw
逆プロポーズ〜。いいな~!




