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「ワン!」 

 清恵は温水の隣にいるコスモスを見た。温水の足元にゴールデンレトリバーがくる。

 温水はモモを撫でる。

「ロボット?」

「う、うん」

「ふーん」

 清恵はコスモスをじろじろ見ながら歩き去っていった。

 コスモスは奥さんを見ていなかった。

「あの方は?」

「前、奥さんだった人」

「そうでしたか」

 公園にきた。  

 そこには二足型ロボットをバッドでボコボコにしている中年がいた。

 二人は中年の方に顔を向ける。

「マスター」

「なにあれ」

「ちょっと、いってくる」

 温水は中年に近づいていった。

「あ、あの」

「あん!?」

 中年は恐ろしい形相を温水にむけてくる。

「なにを……」

「このクソロボットが生意気なんだよおお!」

 中年はさらにバットでロボットに一撃を加える。ロボットからおかしな機械音が鳴った。

「かわいそうですよ」

「うるせえ!」

「ひ」

 中年は温水を殴ろうとバッドを振りかざしてきた。

 そのときだった、コスモスがぱっと温水の前に出てバッドをガッと握った。中年の動きが止まった。


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