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光と闇の狭間であいつは笑う  作者: 紅・ロエム
2/5

弓と魔法

どーもロエムです!

今回は文章がおかしいかもしれません。

すいません。難しかったので…。

「―――えっと…ここがギルドか…」

 関西弁の二人から受け取った地図に記されていた場所に数分かけてなんとかたどり着くと、そこにはギルドと思われるとても大きな石造りの建物があり、その前で俺は呆然と立ち尽くしていた。

「でかいなぁ〜…」

「おい、こんなところで何してんだ?」

 ギルドの前でただ立ち尽くし、眺めているだけの者。そんな男を不信に思ったのか、大きな剣を持った筋肉質な男性が俺の肩に手をポンっと置く。

「お前…見たことねぇ顔だが新入りか?」

 そんな異世界お決まり台詞を言ってきてくれる筋肉質な男に俺は若干怯えながら、「はい」と一言返す。

「登録はまだなんだろ?」

 男がニカッと笑みを浮かべると同時に俺の両肩にはずんっという重みを感じた。



「――はい、幽廉ユウレンミナトさんですね。 なんとも珍しい名前で…」

 ギルドの職員は俺の名前が記された手帳を見て不思議そうな表情をしていた。

「…こんな珍しい名前ってことは遠くの国から来たんですね。 アーラライブとか…」

 ギルドの人はどこかの遠くの場所の話をしてくるが俺には全く分からない話だ。

 適当に「そうですね」としか答えられない。

「――さて、次は職業の発表です!」

「…あ、はい!」

 この世界ではどうやら職業選択を出来ないらしい。生まれつきの才能が生かせる職業にしか就けないというなんとも賭け事みたいな話だ。

「ミナトさんの職業は…」

 職員の焦らしに凑は固唾を呑む。そして周りで耳を立てていた冒険者達も唾を飲み込んだ。

「弓使い(アーチャー)です!!」

 その職業を聞いた湊は職業の強さをよく分かっておらず、弓使いの強さが分からなかったが、周りの冒険者の口から聞こえたのは「普通の職業だな」とか「剣士なら私のパーティーに入れれたのに…」と凑の中では中々の悪印象でしかなかった。

 この世界でもランクの高い職業はある。 その職業ランクの中で弓使いは数人に一人はなれるという言わば凡人のような職業なのだ。

 一度なった職業を変更するのは困難を極める。

これから弓使いとして冒険を進めながらランクの高い職業になるための訓練も同時にするとしよう。

 そんな両立は不可能に近い。そして時間も長くかかるだろう。

 簡単に言ってしまえば日本で生まれ育ち、数十年英語に全く触れなかった凡人のような人物が日本語の勉強をしながら英語の勉強を一から始めて日本語も英語も完璧にするということなのだ。

 つまり俺は凡人なのだ。

 そんな事を考えて気を落としていたが、職員さんは優しく声をかけてくれた。

「弓使いというのは鍛えれば並以上の戦闘力もあり、パーティーの補助役としても幅広く活躍出来ます! だから気を落とさなくてもパーティーはすぐに組めますよ!!」

 職員のその真っ直ぐな瞳と言葉に凑は少し心を取り戻した。

「――それでは厳しくも楽しい、満喫した冒険者生活を!!」

(これから俺の冒険ライフが始まるのだ。)

「ちょっといいですか…?」

 凡人のような力でもこの世界を生き抜こうと意気込んでいた時、後ろから静かに声をかけられる。

「は…はい?」

 そう返事をしながら振り返ると、そこに居たのは瓜二つの姿をした美少女。外見での唯一違う所はホクロの位置だろうか。

「…少し話をしませんか?」

 異世界美少女とのフラグ展開がさっそく立ち始めた。

読んでくださりありがとうございます!

これからも頑張っていきます!!

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