表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

✧ 詩 ✧  孤独・夢・希望

夢想


私は知らなかった


夜明け前

東の空に輝くシリウスが

なぜこんなにも明るく親しく私を照らし

心の奥底へ優しく語りかけてくるのかを


冬の始まりの日

南の空に静かに光るオリオンの三連星を見つめると

どうして胸の奥に熱いものがこみあげてくるのかを



あの日、私は知った


光が凝縮されて水素になり

水素が融合して輝く星になり

熱と圧力で新しい元素が次々に生まれ

やがて星は爆発してさらに重い元素が生まれ

たくさんの星たちと私たちがこの世界に生まれたことを



私は星

私は光から生まれ

いつか再び光となって時空の旅人になる


私たちは星

私たちは光

いつか再び広い宇宙へ解き放たれる、輝く光








『宇宙ができた瞬間に発生した光が互いを引き寄せ合って結合して水素になり、水素が互いを引き寄せ合って星ができて核融合が起きると様々な元素が生み出され、さらにその星が爆発してより多くの種類の元素が生まれました。私たちの体を構成する元素は光から生まれ、遙か遠い昔に遙か遠い場所にあった星で合成されたものです。つまり、私たちは光の子であり、星の子でもあるのです』と書いてある本を読み終えた時の興奮を、忘れることができません。



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[良い点] 誕生と神秘。 星のきらめき。 この世の生命の素晴らしさをかいていました。 わたしも感動しました。 宇宙の壮大さが表現できるてると思います。
2017/11/06 22:29 退会済み
管理
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ