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転生したら魔物?最強の魔王を目指せ!  作者: アルク
零章〜神竜との出会い〜
1/8

01「異世界転…までしました。」

挿絵(By みてみん)


挿絵描いてみたんですけど、どうですか?




「前ッ! 君ッ! 前をミロッ!」

「え?」


プーッ! プープープー…ッ! ガッシャーン!!



 これは遠い日の記憶。懐かしき人間だったときの記憶。第二の人生を歩む前の最後の記憶。どうやら俺はトラックにひかれたらしい。


−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−


 どこだろう? ここは。暖かくて冷たい。眩しくて暗い、変な空間。自分はどこにいる。自分はいない。フワフワとした体…実体のない体。


「ふふふ…戸惑っているようだね。」


 誰だろう。誰かが話しかけてきた。そもそも俺は認知されているのだろうか。


「ああ。もちろんだね。私は神竜ガイア・メモリアル。君は新しい人生を歩む権利がある」


 新しい人生? 人生ってなんだろう。体はフワフワとして頭もフワフワとしてきたな。なんか眠たい…。寝てしまおうかな。


「おっと! 精神が薄れてきてるね。仮の肉体を用意しよう。創造(クリエイツ)ッ!」


 龍の足元から樹木の根がグルグルと回転して人型を形どった。瞬間フワフワとした俺の意識はとても強く引っ張られた。


「うっ…うわァーーーッ!!」


「そんなに驚くことじゃないよ。まぁ、やっと話ができるね。意識もはっきりしてるでしょ?どこかおかしいとこないかい?」


「りゅ…龍!?」


「さっき言ったじゃないか。神竜ガイア・メモリアルだよ。よろしくね。これから君は第二の人生を歩むことになる。その為のチュートリアルみたいなモンだね。それをしに私は来た。」


「第二の人生!? チュートリアル!? ファッ!」


 何なんだ!? この龍は!? そうか夢かッ! 夢なのか!?


「うん…夢じゃないね。ハイ。夢じゃないのだ」


 夢じゃない!? だとすれば…異世界転生とか? いや、そんな馬鹿な!? 異世界転生なんて作り話だろ…


「そうだね。異世界転生みたいなものだね。最もまだ君はこの世界で生を受けていないゴーストみたいなものだから異世界転までしかできていないけどね。これから生をするんだよ。だから頑張れ! まず落ち着け!」


 うぅ…。異世界転生だと!? 嘘だぁーッ! ……本当かもしれない。夢ならばすぐに覚めるはず。試しに自分をつねってみるか。


 ガリガリ…。痛てぇわ! 痛い。普通に痛い。つまり現実…ってことは…


「ギャーッ!龍!?」


「まぁまぁおちついて、ね。大体今の君の体を作ったのは私はじゃないか。それって害意がある者のすることかい?」


「いや…それは…。」


 言われてみればそうだな。


「じゃあ、転生する…まぁ、この世界のシステムとかルールなどの話をして良いかい?」


「…ああ。頼む」


「まずは『メニューオープン』って言ってみようか?」


 メニュー?それってどういう?


「メニューオープンッ!」


 すると俺の前にRPGゲームでよく見るようなメニューが表示された。なんかSA●みたいだな…。しかしよく見ると項目が少ない。『新規登録』『ガチャ』『ボックス』『ギフト』しかないぞ。なぜだろう。ゲームならセーブとか装備とかあるはずだ。


「へぇ、君のはそういう表示なんだね。この『メニュー』は人によってそれぞれちがうんだよ。その人の前世の身近なものになるんだ。ちなみに私はこれ、石版に表示されるんだ。前世では王国で働いていてね。主に遺跡の調査の助手をやっていたんだよ。まぁ、今になっては意味のない話さ。脱線してしまったね。話を戻そうか。」


 …王国ねぇ。地球上の過去の人物なのか、はたまた別の世界も存在し、そこの住人だったのか…。わからないな。考えても無駄ァ!である。


「そこの『新規登録』ってのを押してみてよ。」


「あー。はいはい。」


 すると画面が変わった。『名前を入力してください』と書いてある。


「あぁ、それは異世界で生きる時の新しい名前のことだよ。」


 そうか。なんて名前にしようかなぁ。う〜ん。


なんとなく思いついたのは「ディーウェン」であった。他には神々の名をつけるとか考えてみたけどなんかしっくりこなかった。なので語感が良い気がするこの名前にする事にした。


「じゃあ、名前はディーウェンにするよ。」


 するとメニューから光が溢れ出た。そして『新規登録』の欄が消え、代わりに『ステータス』が出た。


「それはステータスと言ってね。自分の強さが確認できるものなんだけど…今は説明を省くね。ギフトを押してもらって良いかな? あるアイテムが届いているハズだよ。」


 そういわれたので、『ギフト』を押してみたすると…変なメダルが5枚入っていた。


「このメダルでね。ガチャが回せるんだよ。」


 へぇ…ガチャねぇ。


「そのガチャで君の転生先の肉体が決定するんだ!」


「うおー! めっちゃ重要じゃねぇーかッ!」


「まぁまぁ、落ち着いて。まずは『ガチャ』を押してみようか」


 俺は言われるがまま、ガチャを選択した。すると…


「あれ?おかしいな。魔物しかないぞ? あれ? アレ?」


 ガチャのピックアップキャラを見てもゴブリン、オーク、コボルト…なんじゃこりゃ。


「あー、言ってなかったかな? 転生は人じゃなくて魔物になるんだよ。」


「ええええええええええええええええぇぇぇえ‼」


「ごめんごめん」


 つまりアレか!? 醜いゴブリンやオークやコボルトみたいな魔物にしかなれないのか!?


「いやいや、この魔物に転生できる利点として、さっきのメダルを、五枚集めると再度ガチャが引けるんだよ。つまり、メダルを集めれば何度でもチェンジしていけるワケ。そうして私は龍になったんだよ。もちろん人間に近い個体もいるから安心してね。ガチャからは魔族もでるからね。」


 そうか…。龍か。悪くないな。他にも色々あるみたい。つまりアレだアレ。ゴブリンになってから頑張ってメダル稼いでスライド転生的に自分を違う種族に変えていって最強目指せ的な。的なやつだな。きっと。となると、問題となるのが


「メダルってのはどうやって手に入れるんだ?」


「あー。1月に1枚自動で補充されるよ。」


 よーしヨシヨシ。大丈夫。やれる! 俺なら頑張れる。頑張れ!俺…いや。ディーウェン!


「ガチャる! 行きますッ!」



 これから回すガチャが、この男にとってどんな未来をもたらすのか…続くッ!

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