ギルドの門を叩くもの 一章 02
直ぐに教官はカウンターに行きサラに何か声をかけた。
私は少し離れていたため何をいっているのかは聞こえなかったが、しばらくして教官が戻ってきた。
「さっきいった奴は、オルトスと言う奴でな。
確かにあいつは此処に属して長いし数々の依頼を一人でこなしている。
ちょうどいい、今彼奴を呼び出すから少し待て。」
そうして、次の日になり私は今度はちゃんと"オルトス"と向かい合ってはなすことが出来た。
彼は"何故呼び出されたかわからない"という顔をしていた。
同時に教官から昨日の話を頼まれると露骨に不機嫌な顔をした。
「俺以外にも指導者に向いている奴はいる。
俺は絶対誰かとチームは組みたくねぇ。」
そこまで一匹狼だとは思わなかった。
長い間ギルドに属しているならば冒険者と言うものがどういう仕事か理解しているはずなのに。
教官はそれを全く意に介していないように見える。
「そう言うこといわずにさお前も、もういっちょ前の冒険者なんだからあまり個人的な考えを露骨に出すもんじゃない。
困っている相手を助けると思って、な?」
オルトスが私の方を向いた。
「あの、一昨日これ落としていったのオルトス殿ですよね。
お返しします。」
そう言って私は小さなナイフを取り出した。
木製の鞘に柄のものでどちらにも細かい紋章が刻みつけられている不思議な雰囲気を持った品だった。
「それは!」
オルトスはまるで大切なもを手に取るようにそっとコトハの手からナイフをとった。
そして鞄の中へとしまい込む。
「ありがとう。ずっと探していた。」
「いえ、私もそれを拾っていたことを忘れていて。
連絡が遅れてしまって申し訳ないです。
あと無理に指導をされなくても大丈夫です。
他の方を当たってみますから。」
と、うっと彼は言葉を詰まらせる。
急にどうしたのかと思っていると横で教官がその様子を見て爆笑した。
「お前が思っているような奴じゃねぇから、心配すんな。
オルトスは1回頼まれたことはそう簡単には断らん。」
それに、と教官が言葉を区切るとオルトスに向かってこう言った。
「こいつは将来ギルドマスターを目指しそれを昨日堂々と発言したんだ。
お前が嫌うような玉じゃないのは俺が保証する。」
オルトスは何か言いたげだったが、コトハに視線を移すと何も言えず「しょうがねぇ。」といい。
「その仕事、引き受けます。」
と教官に向かってハッキリと答えた。
教官がカウンターにコトハとオルトスの"指導チーム"の結成を届け出たことで、コトハは仕事を選ぶことが出来るようになった。
とはいえ、1番最初は近隣の依頼だけでありオルトスが"ペット捜索"と言うものを選んだ。
町に馴染んでもらう為もあり、初心者にはどうしても優しい依頼を選ばねばならない。
第1にオルトスが指導を受けていた頃にこれと同じものでもあったからだ。
馴染みがある方が此方側としてもやりやすい。
ちなみにこれは教官の意見だ。
まず、依頼を受ける際にはカウンターに依頼書を提出し、クエストとして受注する事になる。
そのためにはまず、ギルドカードという昨日作ってもらった身分証を提示し書類にまとめる必要がある。
サラはオルトスが指導役になるのをとても驚いていた用だった。
それでもいつの明るい調子で書類をまとめ始める。
「この依頼主はバルザード家の次男からの依頼でね。
彼の飼っているペットが逃げ出したそうなのよ。
それを捕まえて引き渡してくれって奴ね。」
「わざわざペット捜索を依頼してくることもあるのか。」
「希にあるのよ、こう言った無くし物を探してくれって依頼。
ペットの特徴は"モコンキャットで青い毛並みに金色の目が特徴で大きさはヒトが抱えられるど"って記されてるわね。
ただ依頼料は少ないからあまり人気が無くてもう一週間くらい誰も受注してないのよ。」
それならなおのことそれをやらねば。
そんな気が起こった。
「そんな無理に急がなくてもいいのよ。
教官はちょっと空気の読めないヒトだから別にこれでなくても」
「いえ、これでいいんです。」
はっきりと言いきった私にサラの隣に座っていたギルドマスターが声をかける。
「依頼ってのはちゃんと選んだ方がいいぞ。
そのペットの依頼は実は前回もあってな。
労働の割に給料が少ないとぼやいていた奴が多い。
おまけにそのバルザード家の次男ってのは性格的にあまりいい奴じゃない。
それでも選ぶか。」
マスターの細い目は間違いなく此方を見つめていた。
こうやって忠告してくると言うことは以前何かしらの問題があったと言うことなのだろう。
「ギルドは依頼者の夢を叶える場所です。
一週間も依頼の受注がこないことがあればきっとあいては不安になってこのギルドにはもう頼ろうとしないはずです。
これはギルドの信用にも関わってくる問題だと思います。
それに
私は自分の目で相手を判断したいと思います。」
少し生意気だろうか。
とも思ったが実質依頼が来ると言うことはそのギルドに信頼があり、実力があることを示しているものでもある。
ギルドの設立を目指しているのにこんなところで手を抜くわけにはいかない。
「分かった。じゃあ承認するからね。」
そう言うと彼女は書類に青い鳥のスタンプを押した。
するとそのスタンプが突然浮き上がり先ほどと同じように半透明の青い鳥が羽ばたくようにして現れる。
青い鳥は先ほどと同じように丸い木製の窓から飛び去っていった。
「昨日のと同じ。」
思わず声に出してしまった。
何かの魔法道具なのだろうか。
「契約スタンプって言ってね、魔力を消費することで契約をしたというちゃんとしたしるしをつけることが出来るの。
取り消すにはもう一度同じ場所にスタンプを押す必要があるけどね。
今の鳥が相手が持つ依頼書の原本にスタンプみたいに宿るからこれでギルドが"依頼を受注した"と言うことを依頼主に教えるの。
これからあなた達は、バルザード家次男ルドウィルスに会ってもらうことになる。
そこから独自に依頼を達成する必要が出てくるから、依頼を達成したらちゃんとスタンプを押してもらうこと。」
「分かりました。それじゃあいってきます!」
そう言うと私は思わず飛び出していった。
オルトスがやれやれとため息をついた後に直ぐにコトハを追いかけた。
「やれやれ、彼奴も大変なこった。」
そう言いながらもマスターはケラケラと軽く笑いながら朝っぱらから酒を一気のみしてる。
「確かに彼らも大変ですね。でもマスター。」
「ん?」
「コトハさんの性別って。」
バルザード家次男ルドウィルスに会うためにバルザード家にやってきた。
バルザード家は商家の豪邸に住んでおりそのために城下町の高級住宅街にやってきたのだ。
高級住宅街は貴族や金持ちの住む町であり彼らからの依頼も多いため冒険者も以外とたくさん訪れている。
バルザード家は住宅街のちょうど真ん中あたりにある青い屋根に白い漆喰の施された横が広い二階建ての洋館で広い庭があり、門もバルザード家の紋章が繕われてるほどに細かく手入れの行き届いている。
その門の目の前には初老の執事風の男が立っており、バルザード家の紋章が刻まれたバッチを身に付け黒いスーツにような服を着ている。
モノクルという片方しかレンズのない眼鏡もかけている。
彼は門の前にやってきた私達に深々と頭を下げこう言った。
「ブルーバードの冒険者のコトハ様とオルトス様ですね。
お待ちしておりました。」
彼が頭を上げると同時に彼の後ろの銀色の門が開き入り口が露わになった。
「どうぞ此方へ。」
門を通り玄関へと続く長い白い石畳の通路の上を歩いた。
洋館の目の前には噴水がありその周囲も円上に石畳で覆われ
塀で囲まれている範囲内は芝生の緑に覆われており、目の前の大きな洋館の存在もあってとても広く感じる。
扉は両開きの扉になっており上の中央には紋章が刻まれていた。
執事が扉を開くと中が露わになった。
床には青い鉱石で作られたであろう長方形の装飾を施されそれが目の前と前方の左右に見える。
他は大理石で出来ており扉から入って直ぐ両脇には階段が二階に続いているのを目視できるほどに開けた空間だった。
天井には透き通っているも絢爛なシャンデリアがぶら下げられ豪華な輝きを放っている。
正面の壁には見て左右にブロンズの楽器を持った二人の男性らしき像が壁の大きな溝にそれぞれ別の方向を見ている。
そして中央には緑の布に大きくバルザード家の紋章が青い刺繍で施され、絨毯にも匹敵する大きさの物が主張するようにぶら下がっていた。
そしてその下には扉があるのが見える。
その他には壁には風景画が飾られ、階段の直ぐ手前には大きな乳白色の丸いずんぐりとした壺に若草色の草木のような装飾と数カ所だけ桃色の大きな五枚の花弁でできた花が添えられ、その壺には淡い桃色のバラに赤い何の花の名前じゃは忘れたがいくつもの花弁が横に並べられるように重なっているのが特徴な花が入れられていた。
「此方でございます。」
執事が丁寧な仕草で私達を屋敷の中へと招き入れる。
左手の階段を登り二階の様子を見ることが出来、床には赤いカーペットがしかれていた。
階段の左手の階段には左に、右手の階段には右に大きな廊下がまだ続いている。
そして更に廊下の奥をみると広い空間があるのが見えた。
(どれだけ広いんだ。)
そのまま執事に案内され左手の廊下を進む。
廊下には外側の方に窓がありわずかに太陽の光が入り込んでいた。
それが一定の距離をとって廊下全体まで存在しているのもわかった。
そして内側の方にはランタンが窓と同じように一定間隔をもって廊下の天井の角付近に備え付けられており、ろうそくの蝋が半分まで減っている。
それ以外は特に何かの調度品を置いているわけでもなく先ほどの入り口と比べると、殺風景な印象を受ける。
(金持ちの考えは分からんな。普通なら己の力を誇示するために、もっと物を置いているものだがここいらはそんな印象を感じない。
それに出迎えが彼一人だけというのも妙な感覚だ。)
そんなことを考えながらもやがて一つの部屋に案内された。
その部屋は廊下に入って真ん中あたりの部屋にあり、その扉を執事が開けた。
応接室のようなその部屋は正面には日が十分通れてしまうであろう大きな窓があり、部屋の中央には白いテーブルクロスがかけられたゆうに十人以上は腰を据えれるであろう楕円形の背の低いテーブルがあり、それを四方から囲むように長い高級感のある白いソファが据えられている。
床には青いカーペットが敷かれており右手の暖炉の上には老人の絵が飾られている。
老人の絵は男性であり彫りの深いに顔に完全に白くなった長い白髪に白い豊かな髭をしている。
その目には青い眼光をち黒いスーツからも厳格な印象を受ける。
「あちらが、バルザード家現当主
ルドウィルス・バルザード様でございます。」
執事風の男が手をそっと右手のソファにふんぞり返ってる男をさす。
ルドウィルス・バルザードという男は青いコートに白いシャツを緩く着ている男だった。
老人の絵と同じくわずかに彫りが深くそして、青い目をしている。
だが老人とは違いどこか軽薄な印象を受けた。
「君たちが僕の依頼を引き受けたという冒険者だね。
僕はルドウィルス・バルザード。
バルザード商会の当主をしている。
早速依頼の話だけれど。」
彼は一旦話を区切りじろじろとコトハとオルトスを見て、はっと声に出した。
「君たちにこの依頼が出来るのかい。
ずいぶん貧乏くさいじゃないか。」
金持ち特有の上から目線である
。
(性格に難あり、とはこう言うことか。)
「全力を尽くすつもりです。
そのため、ペットの特徴を教えてください。」
彼はフンと笑ったと急に饒舌になりしゃべりだす。
「ギルドで依頼書を見なかったのかい?
全くの初心者だね。
品種はモコンキャット。
青い毛並みに金色の目が特徴の老猫だ。
大きさが君が持てばおそらく抱え込んで持ちある程度。
名前はルットという。
あっちこっちを自由気ままに歩き回るから、なかなか見つけられんと思うぞ。」
「一応俺からも質問がある。」
「なんだい?青い毛のウルフ殿?
だがよく此処までこれたね。その青い体で。
ま、冒険者は嫌われているからそう狙われることもないか。」
(こやつ!
明らかにオルトス殿に失礼なことを!)
「どういう意味ですか?」
私の声に怒りが含まれているのに気付いたのか、彼はケラケラと笑いこういった。
「おっと失敬。
用はコバルトウルフは不幸を呼ぶ青いからだをしているから。
よく君も無事でこれたね。」
「貴様!」
思わずソファから立ち上がり、それでも少し何とか冷静を保ち席に戻ったが、私は彼にはっきりと言った。
「少なくとも、私はその色を不幸を呼ぶ色だとは思っていません。
青は幸運を呼ぶ色だと思っています。
私達は少なくとも冒険者としてここにいます。
仲間を侮辱する言葉を聞きにきたのではありません。」
空気が重くなってしまった。
それでも彼への侮辱ともそれを聞き逃したくはなかった。
「コトハ、構うな。」
オルトスのピシャリとした一言で空気が動いた。
私は何か言おうとしたが結局何も言えず深呼吸をして精神を整える。
(そうだ、オルトス殿は今は私の指導者だ。
ちゃんと指示は聞かねば。)
「話に戻るが何故一週間も依頼の呼びかけを続けた?」
「何故も何も、ルットを探してほしいからさ。
彼女は特別でね。
紋章に刻まれてる猫はルットがモデルになっている。」
「そうかい。次、その猫は自由気ままでどこまでも行くと言ったが何故、そんなに大切なら繋いでおかない?」
「くどいね。ルットは大切なペットだ。
自由にさせておくのが彼女の意志を尊重するのに必要だからだ。
次質問されるとすれば何時から居なくなったかだが、一ヶ月前だ。」
「解った。」
「すみません。
私からの質問もよろしいでしょうか。」
「何だ?もう会議が始まる。出来るだけ手短に済ましてくれ。」
(焦っているのだろうか。
オルトス殿が質問しておるとき、彼の仕草を観察していたが目は伏せたままだし手の動きも落ち着きが見られない。
まだ何かを隠している?
でも何を?)
「質問と言うよりもお願いです。
私たちギルドに協力を望むのなら、隠さないでほしいのです。」
予想していなかったのか、彼は一瞬だけ目を開いたが直ぐに顔を逸らしてしまった。
そして、もう苛立ちも隠さずにキッと此方を睨むようにこちらに顔を向け、先ほどの軽薄な印象とは裏腹に絵の中の老人と同じような威圧感が現れた。
「ギルドはこういうことに事つけて相手のプライバシーを探るのが趣味なのか。」
「そうではありません。
私たちは今、"仕事を請け負った者"として此処にいます。
貴方も商人としての心得があるのならば駆け引きも知っているはずです。
そしてそれはわずかな情報でもその商売の勝負という人生も大きく変えることになるのも。
私たちギルドは依頼人から受けた希望を叶えるために此処に着ています。
そのためには僅かな情報も蔑ろに出来ないんです。
私たちにその仕事を託したというのなら隠さないですべて教えてください。」
「・・・くれ。」
彼が俯き何かをつぶやいた。
次の瞬間
「契約は破棄だ!とっとと帰ってくれ!」
その後、二人はつまみ出されるように洋館から追い出された。
コトハはしばらく思考が停止してしまっていたが気が付いたときにはギルドに戻っていた。
そして、依頼が失敗してしまったのを悟ったのである。
(やってしまったぁぁぁぁぁぁ!)
カウンターのテーブルに顔をうつ伏せにつけどんよりズーンという重いオーラが私の周りに漂っていた。
オルトスはコトハの左隣に座っており
(よく考えれば、誰にだって隠したいことはある。
なのに無理に聞き出そうとするなんて、侍としてなんたることを。
公に探せないからギルドに頼んだのに、私は何て出しゃばったマネを。
オルトス殿にも申し訳ない。
うぅ、情けない。
顔向け出来ない。)
「まぁ、確かにちょいと依頼人に対して態度がでかかったな。
反省点としてちゃんと覚えておけ。」
「はい。」
「でもまぁ、お前の行動も正しかったんだよ。
ギルドってのは基本舐められることも多いし、俺らを道具としてしかみない奴だっている。
それに冒険の活動においての情報の取り損ねは、何が起こるかわからない不安を助長させて集中力を削ぐ事もある。
でも、誰だって道具扱いはごめんだ。
だから、よくあるんだ。
特に不義を許さないブルーバードはな。」
(励ましてくれてるのだろうか。
何時までも甘えているわけにもいかない。)
カウンターから顔を放しコトハはオルトスに顔を向ける。
「すみません、オルトス殿。
それでもみっともない姿をお見せしました。
オルトス殿にも迷惑を」
「あーっと、ストップストップ。
俺はお前の指導者でお前の起こした行動を一緒に責任とるって意味も含めて指導者は行動している。
立場上問題ないし、俺も気にしていない。
それによ、嬉しかったぜ。
あん時立ち上がってくれてよ。」
「あの時?」
訊ねたとたんオルトスはコトハを見て苦笑した。
「コバルトウルフってのは、色々訳ありな種族でな。
なんでマスターが俺を指導者のしたのかも正直よくわかってないし、俺もどうやっておまえに指示を出せばいいか分からん。
今まで皆に無理言って一人で行動していたしな。」
「そうだったんですか。」
彼の意外な告白に驚いていた。
(教官もオルトス殿は単独行動を好むと言っていたがそこまで人と組むのを避けていた理由も気になる。
でも今は。)
「じゃあ、オルトス殿もこれから慣れていけばいいではないですか。
一人で行動したと言ってもそうやって、皆の気持ちに気付いていたのでしょう。
だったら変わりましょう。
私もこれから変わっていきます。
一つのチームとしてお互いに磨きをかけていきましょう。」
オルトスはぎょっと吃驚してコトハの横顔をみた。
彼女がオルトスをまっすぐ見つめていたことに今更気づき、どう反応していいか困ってしまった。
「お前、一体今いくつだ?」
「えーっと、確かじゅう、なな、だったかな。
少なくともまだ二十歳にはなっていない。」
「その割にはしっかりしてるな。
先生みたいな言葉だったぞ。」
「まぁ、色々ありまして。」
その時だった。
「コトハ、オルトス。
客人が来てるぞ。」
窓口から声がかかる。
2人は身に覚えのないことに顔を見合わせるも、その客人を通したという応接室に通される。
ギルドの応接室は一階のホールに入りカウンターの向こうにある部屋であり、二人はそこに始めて入る。
バルザード家の応接室と比べるとかなり質素な作りである。
そこには、ある人物が椅子の近くで立っていた。
登場人物
オードス・リクレード
・・・ブルーバードギルドマスター。
初老の男性だが引退を考えているような雰囲気ではない。
細い目が印象的。
ブレン
・・・ブルーバードサブマスター。
名前だけ登場。
サラ
・・・ギルドの看板娘。
ボールド・ウィン
・・・暑苦しいブルーバードの契約員。
声がでかく面倒見がいい。
教官と呼ばれてる。
ルドウィルス・バルザード
・・・現バルザード家当主の次男坊。
かなり我が儘で尊大な人物。