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ワールドコネクト  作者: 葉桜
ギルドの門を叩くもの 一章 青い者達との宴
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ギルドの門を叩くもの 一章 06

~まとメモ~


お久しぶりです。作者の葉桜です。

この「まとメモ」のコーナーは今までのあらすじを最初から見ている方、途中から見て下さる方にも分かりやすくまとめたものです。

ネタバレは含まれませんので安心して下さい。


コトハ、ブルーバードに訪れる

ジェイと関わる

ギルドが大暴れしジェイの母親が助かった。

序章終了


コトハがほとんどのメンバーがいる前で「ギルド建設」を宣言。

とある貴族に笑われるも「自分の誇りある夢」としてハッキリと返事を返す。

ギルド規模の宴会が開かれる。

宴の中で不思議な毛並みの獣人と出会い、彼の落とし物を拾う。

翌日コトハは教官にギルドを案内される。

オルトスに落とし物を届け彼と「指導チーム」を組む。

バルザード家の「ペット探し」を受注する。

屋敷に向かい依頼の内容を聞くもコトハが相手の地雷を踏んだ為、追い出され一方的に追い出される。

メイド長を名乗る女性ルキからバルザード家の事情を聞き調査を始める。

コトハは調査先で謎の老人から「幽霊船」の事を聞かされる。

町のおばちゃん達の勧めで仕立て屋「人形の縫い針」を訪れる。

情報を収集したため戻ろうとするも迷子になる。

約束の時間までに何とか英雄像の下に辿り着く。

吟遊詩人の女性サーシャ・カトレージから三日前に起きたある事件の詳細を聞かされる。

サーシャ・カトレージの回想に入る。

現在に至る。

「・・・で、その後は?」


ヴァレンティスがキレた話まで進んだ頃、外も暗くなっていたため一旦近くの酒場に入り夕食を取ることになった。

サーシャはあの日の夕食を食べ損ねたことを思い出したらしく、オルトスとコトハが奢るという話を出したとたん、二人の予想を遙かに超える量を食べ続けた。

因みにサーシャが食べたという料理は

・野菜のサラダ大盛三杯

・ホワイトキャンサーの蒸し焼き二杯

・ウミウシウシのハンバーグ五個

・パパンプキンの塩煮

その他諸々。

さすがにこのまま何も言わなければ食べ続けてしまうことを危惧したコトハは、若干目が涙目になっているオルトスを気にしながらも話題を切り出したのである。

サーシャは口に含んだ最後の塩煮を飲み込むと口を開いた。


「はい。その猫ちゃんがその後もヴァレンティスさんをおちょくりまくって、そしたら満足したのか私達にこう言ったんです。

"しばらく町から離れろ。幽霊船がくるぞ"って。」

「幽霊船・・・。」


コトハはあの謎の老人の言葉を思い出した。


「最近そんな噂が多いんですか?」

「いいえ。でも何というか空気がどこか淀んでいるような、重いような感じはするんです。

私の勘なんですけどね。」

「俺もずっとこの町で暮らしてるがそんな話聞いたことないな。」

「過去に何かこの海域で大きな海難事故でもあったんですか?」


コトハの最後質問にサーシャとオルトスは首を傾げる。

二人には心当たりは無いようである。


「少なくともここ十年くらいはそんな大きな事故はないな。

図書館で調べれこのあたりの歴史は調べられるはずだ。」

「あ!じゃあヴァレンティスさんにも協力して貰いましょうよ。

彼図書館に住み着いていますから色々な本の場所把握してるんです。

あのヒト目つきは怖いけど、根は優しい人ですから手伝ってくれますよ。」


二人の意見にコトハは頷いた。


「分かりました。私はこの町のこともあまり詳しくないので、それについて行きます。」


するとオルトスが口を開いた。


「今日はもう遅いし図書館も閉まってるだろうしな。

今日は解散して明日直接図書館に集合・・・」


言っている途中でオルトスは言葉を区切り「やっぱ英雄増の前に集合。」と言葉を換えた。


「出来るだけ時間をとるために図書館が開く8時前に英雄像に集合して、そっから図書館に行く。

これでいいか?」

「私はそれで構わないです。」

「大丈夫ですよ。」


「協力感謝する。」とコトハが頭を下げるとサーシャは「いえいえ、お安いご用です。」と答える。


「送っていこう。

こんな夜道に女性一人で帰らせるわけには行かない。」

「あ、済みませんお願いします。」


オルトスが若干涙目で会計を済ませている間に、コトハはサーシャに宿まで送っていくことを話した。

宿からでてサーシャが住み込んでいるという宿は港にあり、一応明かりはついているも三日前にゾンビ化したゴブリンが現れたという事もあって一応見えるところのあちこちに衛兵が立ち並んでいる。

夜と言うこともあって空には星が輝いており雲一つない晴れ渡った空だが、地上ではどこか緊迫した空気があった。


コトハ達が歩いていると後ろから金属の擦れ合う音、というよりも鎧がガシャガシャと音を立てて走ってくる音がした。

コトハとオルトスはその音に直ぐに振り返り、サーシャもそれに釣られるように後ろを振り返った。

その瞬間だった突然白い粉のような物が投げつけられるようにコトハ達に降りかかった。

コトハ達唖然としていると続いて水のような物が投げかけられた。

流石にこれには三人は反応しそれぞれ交わした。


「何をする!」


コトハがそれらを行った人達に怒鳴った。

その人達は皆銀色の鎧を身につけ青い帽子を被っている。そして同じような槍を持ち、一瞬衛兵かとも思ったが帽子と槍の鉄との繋ぎに使われているエンブレムを見てその可能性を否定した。

そしてその中の一人が前に歩みでる。


「失礼しました。

ここ最近ゾンビの目撃例があったので念のために"清め"を施させていただきました。

我々は天空神ゼルビノス様に使える神官のマーハト・フリアシンです。

あと、あなたがサーシャ・カトレージですね。」


マーハトと名乗った女性がサーシャに近づく。


「あなたゾンビ達と戦ったと聞きましたがその後教会に行きましたか。行ってないですよね。

どうしてですか?」

本編が短い上に色々なヒトや言葉が登場したため整理も兼ねての後書きです。


人物


ルキ

・・・バルザード家のメイド長を名乗る女性。


ルット

・・・バルザード家のペットでありバルザード家を発展させた霊獣。


ラート弾きの老人

・・・不思議なメロディーを奏でる謎の老人。

コトハに幽霊船の存在を予見した。


人形の縫い針屋の女性

・・・無機質な印象のある気怠げな女性。


レイ

・・・人形の縫い針屋にいた少女。



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