もしも魔法が使えるならば
掲載日:2026/01/29
もしも魔法が使えるならば。
僕は君を守りたい。
大いなる災いの時も、君の内にある希望を掲げて切り抜けられるように。
なぜなのか君自身が知らなくとも、前へ進む力を持ち、決して挫けぬようにしてあげたい。
君は特別ではないけれど、君と共に大勢の友人達が成功に導かれるように。
君を付け狙う魔物が諦めてしまうくらい強い運を君にあげたい。
君が君である限り、生まれてから死ぬまでの間、強力な幸運を与えたい。
僕は決して君のことを支配しようとは思わない。
ただ祈ろう。
魔法にこの想いを込めて君に贈ろう。
それが、僕なりの愛の形だ。
もしも魔法が使えるならば。
あなたに安らぎを与えたい。
不安や災難から遠くに逃してあげたい。
心の通う少数の友人に恵まれて、自立した心でいて欲しい。
忘れたくない想いを記して、記録して後から来る誰かのために残して欲しい。
私はあなたと会うことはないけれど、あなたのことをいつも知っていたい。
もしも魔法が使えるならば。




