第24話 殺人マシン、キラーファウント
昼休み、一年空組の教室。わたしは、ワンエーと名乗る殺し屋と対峙していた。
「まさか、僕のハートコントローラーを使用不能にするとは…。だが、キミの快進撃もここまでだ。住伏暗!」
クラスのみんなには、廊下に出てもらった。これで存分に暴れられる。こいつは、必ずぶっ飛ばすんだ! そう決めたわたしに、そいつは言った。
「キミの仲間の元にも、僕の仲間を送り込んでいる」
!
「仲間…?」
「『若亭』と『蒼男』って言ったかな…? ククッ…」
「え」
あの二人…、いないからどうしたのかと思ってたけど……。あいつらの所にも、殺し屋が来たのだろうか。
「彼らには一年空組の防衛を任せていたようだが、今頃はもう殺されているよ。僕の優秀な仲間によってね……」
あ、あいつらが…?
「お前、いい加減なことを言うな!」
「ふん。なら証拠を見せてやる。二人の死体を持ってきてもらっているよ。いいぞ、出てこい。2A、3A!」
そいつが呼ぶと、バリィン!! と窓ガラスを破って、何者かが入ってきた。ツーエー、スリーエー……ワンエーの仲間?
わたしは困惑した。だって、そいつらが明らかに疲弊した様子だったから。え、殺し屋のはずじゃ…。
「はぁ、はぁ…。ぐっ……!」
と息を切らしている。
「おいどうした2A。まさか今更、人を殺すことに疲労を感じたのかい? ハートJの死体は、ちゃんと持ってきたのか?」
あの女が、ツーエーのようだ。ワンエーがそう呼んでる。あいつが、若亭の所に…?
「す……すまないアロン。いや、1A…。奴に…、ハートJに、ハートコントローラーを破壊された…」
その女は、ワンエーに告げた。見ると服のポケット部分から、赤い染みが垂れている。
「…何!?」
ワンエーの顔つきが変わる。
「は、破壊されたってどういう事だよ!? ハートJは今…!」
「ほ、本当にすまない…。奴の拳銃で、ポケットの中のコントローラーを……」
若亭の拳銃で、ポケットの中のコントローラーを撃たれた。そう言ってるな…。確かにツーエーの持ってるコントローラーには、銃弾が貫通した跡があった。
するとそこに、
「破壊したとは、人聞きの悪い言い方だな…」
と聞き慣れた声がした。
「あ!」
嬉しくなって、わたしは叫ぶ。
「そいつがハートコントローラーを使おうとしたから、自亭はそれを防いだだけだ。壊さずに証拠として押収したかったのは、こっちの方なんだけどな……」
いつの間にか、若亭が教室に入ってきていた。穴の開いた窓ガラスにもたれながら、拳銃をカチャカチャしている。
「…!! ハートJ……! なら、3Aはどうした!? あいつが蒼神を殺しに向かったはずだ…!」
始末したと思ってた若亭が生きてるせいで、奴ら焦ってるみたいだ。そしてその矢先に、
「ぎゃぁああぁぁ~~~!! 助けてぇ———! 撃たれるぅ―――――!!」
若亭の隣の窓をぶち破って、教室に飛び込んできたのは蒼男だった。こいつもまた、何かに追われてるような感じだった。
「あ———!! 蒼男!?」
「あっ、アン! 助けてオレ今ピンチー!!」
「うわっ、ぐえっ!!」
猛スピードで走って、わたしにぶつかってきた蒼男。衝撃でわたしは転がり倒される。
「びっくりするなぁもう…。蒼男に若亭、お前たち生きてたのか!」
「おう住伏亭。その顔は、そっちも無事そうだな」
「無事じゃないよ。お前らがいなくなったせいで、クラスのみんなが狙われて大変だった……」
しがみついてくる蒼男をどかして、起き上がりながら答える。それに対して若亭は、
「悪いな。あの馬鹿の相手してたら、教室から離れちまって…」
首を傾けてツーエーを見ながら言った。若亭も蒼男も元気だけど、傷だらけだ。厄介なことになってたんだろうな…。
「待て蒼神ィ~~!!」
また窓が割れて、誰かが入ってきた。ワンエーやツーエーと同じく、透明の鎧を付けた坊主頭の男。
「わぁ来たぁー!! お助け―――っ!!」
そいつに怯えて、蒼男がわたしの後ろに隠れる。こいつはあの坊主に追われてたのか。大変だったな…。
「蒼男、あいつも殺し屋?」
「うん! 聞いてよアン! オレだって、何とかあいつの持ってるコントローラーは壊したんだよ!? でもあいつ、やばい機械付けてるんだよぉ! あんな危なっかしい奴いないよ、うおおおぉ!!」
泣きついてくる彼。そのセリフを聞いて奴らが、
「まさか3A…! お前も……!?」
耳を疑ったようだった。『計画と違う……』って感じに。
「あぁそうだ! あいつが俺のハートコントローラーを、剣でぶった斬りやがったんだよォ!!」
「そんな馬鹿な、あの臆病なガキが…!?」
まったく…。
「怖いよ———っ!! 痛いよ———っ!!」
蒼男はびびりだけど、敵にとっては侮れない奴らしい。生きてるなら、それでいいわ。にしても窓ガラスを三枚も割って…、後で先生に怒られるぞ。
殺し屋たちが、何か話している。
「ハートコントローラーが壊されたから、何だと言うんだ。僕らにはこの、”キラーファウント”がある! そうだろう!!」
「1A……。…そうだな。この”キラーファウント”は、殺し屋の源泉……。これを着れば、誰でも殺し屋になれるんだ。我々を救ってくれたあの人のためにも、しくじるわけには行かない!!」
「あぁ…。そうだよな。こいつら………、ぶっ殺してやる!!」
敵は三名いる。わたしの友達を皆殺しにしようとした1A。若亭を殺そうとした2A。そして蒼男を殺そうとした坊主男、3A。
「蒼男、若亭。奴らが何をしたのか、知ってるかい?」
わたしの質問に二人は、
「あぁ、あの女から聞いたよ。……こいつらが元凶だったようだな」
葉後島の、連続自殺の。
「人の命を弄ぶなんて、許さない……。それにこいつら、アンの友達も殺そうとしたんだよな……」
やっと島で暗躍してた殺人鬼の姿を捉えて、若亭はすっきりしたような表情だった。蒼男が腰の鞘から剣を出す。確か剣の名前は、”神勝”と言ったか。
「絶対ここでぶっ飛ばしてやるぜー!」
意気込む蒼男だったが、
「あん?」
「おあぁあ——っ!!」
3Aにガン飛ばされて、蛇に睨まれた赤子って感じになる。びびったり張り切ったり、忙しい奴だな…。抱きついてくる彼を払って、わたしは前に出た。
「行くぞ!」
敵が何人いても、全員倒すまで!
2Aがわたしを見て、
「最大の要警戒人物だと……? あのチビが…。そうは見えないぞ…」
一人でぶつぶつ言っている。そして、
「1A、お前は休んでいてくれ。住伏ごとき、私が討ち取ってやる!」
「お前なんかに、いい所持たせるかよ2A! アンは俺がやるっ!!」
2Aと3Aが、わたしにナイフで斬りかかってくる。
「あの方と私たちの、正義を実現するためにっ!! ここで住伏暗! お前を消し去る!!」
「この葉後高校を地獄に変えるためになぁ! おらぁっ!!」
二人まとめて来るなんて…。まずはこいつらを倒すか……。そう考えて動こうとしたが、要らぬ労力だった。
若亭と蒼男が、その刃を受け止めたからだ。
2Aのナイフを、蹴りで弾き飛ばした若亭。
「なっ…、ハートJ…!」
「正義面した奴の相手なら、自亭がやる」
剣でナイフの刃を防いだ蒼男。
「くっ、蒼神ィ…!!」
「これ以上、この学校の人たちに手ぇ出させるか…!!」
おお…。
「おお、二人ともかっこいいー! 蒼男なんて、つい今までびびってたのに…!」
二人の行動の速さに、わたしが思わず声を上げると蒼男が、
「バカ、めっちゃ頑張ってるだけだよ! 怖いよー!! アンが危なかったからー!」
「そ、そうか…。わたしなら余裕だったが……」
こっち向いて、泣きながら返してくる。何だ、返事するってことは余裕あるじゃないか。
その一連の様子を見ていた1Aが、
「アンを舐めるな!! 2A、3A!!」
と、後ろから野次を飛ばしてきた。それに2Aと3Aが、ナイフを持った手を止める。わたしに指先を向けた1Aは、真面目なテンションで話す。
「そいつの強さは見かけ以上だ……。他の人間にはない、並外れたジャンプ力…。打撃が効かない謎の体質…。キレた時に見せる異常なパワー……。
アンの友達が一人も死んでいない現状も、アン自身の強さに起因しているんだ…………」
えっ、何…? あいつ怖い。
「なんであいつ、わたしのこと褒めまくってるんだ…?」
「自亭たちのことを、隠れて見てたんだろ。それで、住伏亭を特に警戒している」
若亭に言われて気付いた。この”イニシャルキラー”って奴ら、やっぱり監視してたのね。わたしがいろんな悪い奴と戦ってる所も。じゃあ、わたしたちの戦い方も知ってるのか……?
「アンは、僕が殺る……。キミたちは、ハートJと蒼神を殺れ!」
1Aの指示に、2Aと3Aが頷いた。
「…!! わ、分かったよ。1A…!」
「ったく。親友の1Aがそう言うなら、しゃーねーな…」
2Aが、若亭を標的に定める。
「なら、私はハートJを倒す。3A、お前の担当は蒼神だ!」
「あっ、てめぇ勝手に! 俺の獲物たちだぞ!?」
背中に引っ掛けていたブーメランアックスを手に取り、2Aが投げてくる。
「ブーメランアックス……喰らえっ!!」
向かってくるそれを、勢いよく蹴り上げる若亭。そのまま天井に刺さる斧。彼が2Aに接近する。
「”ハート探偵”流・殺人術…。まずは自慢のその鎧、粉々に砕いてやろう……」
拳を握って、
「”鎧撃ち”!!」
奴の”キラーファウント”って鎧の中心にぶつけた。
「やった!」
完璧な攻撃だよ。これならあの鎧も……。わたしはそう思った。しかし。
「へへへ……」
「ふん…」
3Aと1Aは、鼻で笑っていた。え、どうして…。それは、その鎧には傷一つ付いていなかったからだ。
「う、嘘でしょ!? なんで壊れないのよ…!!」
驚いた。わたしと若亭が使う”ハート探偵”流・殺人術でも、壊せない物なんて……。若亭が、
「こいつら…、鎧も”スタークリスタル”製か……。何となく、そんな気はしてたが…」
面倒そうに顔をしかめた。スタークリスタル……。当の2Aが、
「ほぉ。よく気付いたな…。我々の着る”キラーファウント”は、最強の硬さを誇る”スタークリスタル”で出来ている」
「チッ。めんどくせぇ物付けやがって……!」
イラついて舌打ちする彼。”スタークリスタル”って、さっき1Aも言ってたやつだ。あのめっちゃ硬くて折れなかった、透き通ったナイフ…。
「蒼男、スタークリスタル”って何?」
「え、あぁ。オレも若亭から聞いたんだけどさ……」
わたしの質問に、蒼男が答えてくれる。若亭からの知識と前置きした上で、”スタークリスタル”という物について。
「”スタークリスタル”ってのは、宇宙から降り注ぐ宝石のことらしいんだ。表社会には知られてない資源で、”ハート業界”だけで出回ってるんだって……」
宇宙…? ”ハート業界”で、そんな物が…? 全然知らなかった。聞いてもないのに3Aが、
「”スタークリスタル”は一度溶かしてから固めることで、硬さが増す性質なんだよ! そうなればどんな衝撃を受けようと、絶対に壊れねぇ物になる。そうやって作られたこの鎧は、殴られようと斬られようと……傷一つ付かねぇってわけよ!!」
と割り込んで解説してくる。どんな衝撃を受けても、絶対に壊れない鎧……。それを聞いた蒼男が、
「ぜ…、絶対に壊れない鎧なんて…そんなの付けてる奴らに勝てるのかな…!?」
と弱音を吐いてる。あの”イニシャルキラー”って奴らは全員そうみたいだ。壊せない素材で全身を覆ってる。
あの状態じゃ、攻撃は通らないのか……?
「いや、確かにこの”スタークリスタル”の鎧は壊せねぇが…まだ方法はあるよ。それは、」
何か言おうとした若亭に被せるように2Aが、
「それだけと思うか?」
と鎧の肩部分に付いた、ボタンのような物に指を掛けた。それに反応して、
「あっ………! 若亭気を付けろ!!」
蒼男が叫んだ。
「いやいや、気を付けろって言われても何を…」
「撃たれるぞ!!」
蒼男の警告と同時に、2Aがボタンを押す。すると。
ドドドドドドドドド!!
奴の鎧の肩部分から、大量の銃弾が放たれたのだ。
「うおっ!!」
若亭は瞬時に避けて、空振った弾が教室の壁に打ち込まれる。
「あの肩のでかいのは、ライフルかよ…!!」
際限なく出てくる銃撃が、走る若亭を追い続ける。
「危ねぇアン!!」
「おわっ…」
流れ弾に当たりそうになったわたしに、蒼男がタックルして守ってくれた。乱射されるライフルに、敵側も困った様子だった。
「おいおい、2A暴れ過ぎだ~。勢い余って、獲物を全部殺さないようにしろよ?」
そう言って離れた所から見ている。しかしそれも聞かずに、2Aはなおも続ける。
「ライフルだけじゃないさ。最強の硬さを持つ鎧に、六種の武器を搭載した究極の殺人マシン。これが我々の”キラーファウント”!!」
究極の、殺人マシン……。
「私は抜きん出た戦闘能力は持たない凡人だ。そんな人間でも、このマシンを身に着ければ! 最強の武力を手に入れられるんだ!!」
”キラーファウント”について、奴は雄弁に語った。それは鎧であり、殺し屋を生む機械なんだと。鉄壁のガードを誇るボディの所々に、武器の発射口とボタンがある。
「まだ見せてない武器は大量にあるぞ? どうやってお前を倒してやろうか…」
「…!! うっ……」
若亭、きつそうだな…。あんなに連射されちゃ、近づくこともできない。さっき蒼男が『撃たれる』って言ってたのは、これのことか………。
「”スプレッドファイア”!!」
ボウッ! 右掌から、大きな炎が飛び出す。
「炎…!?」
「やばい、よけきれない……若亭!!」
若亭が、大きな火の扇に呑まれた。
「若亭—————っ!!」
「ゲホッ…!」
足が止まった。まずい、このままじゃ狙われちゃう…!
「あいつ…!!」
「待て、行くな! 返り討ちになるぞ!!」
ちょっと放してよ蒼男!! あの女を止めなきゃ、若亭が…!
「”アイスボール”!!」
次は左腹部から、氷の球が出てきた。
「なっ……冷気…!!」
若亭の左足に当たると、ブワーッと白く広がる。そしてカチーンと、彼の足を固めた。
「うああぁぁあああ!!」
足が凍った。
「な…なんだあれ! …足が!?」
左足が動かなくなったことでバランスを崩し、若亭はその場に倒れた。
「その凍った足を抱えながら、”キラーファウント”の猛攻を避けることはできまい!」
「…! くっそ……!!」
2Aの左掌が、若亭に向けられた。
「この左手からは、レーザービームが出るようになっている。これでお前の頭を貫いてやろう!!」
レーザービーム…? そんな物まで付いてるのか?
「うわあぁっ、若亭——!!」
慌てた蒼男が助けに行こうとするが、
「動くな!!」
と制される。
「お前たちが動いた瞬間、このレーザーの発射ボタンを押す。ハートJはもう助からんぞ!!」
右手の指を、左手首のボタンの上に添えながら言った。
「そんな……!」
「なに、すぐに終わるさ。痛いのは一瞬だけだ。頭を焼かれて即死だからな」
ピンチだ……。あのレーザーとやらが出た時が、若亭がやられる瞬間なのか…? 何か、何か彼を助ける手はないか……!?
すると倒れた状態のまま若亭が、
「その鎧、心臓部分に隙間があるよな」
と呟いた。
「何だ今更。遺言なら聞く気はないぞ?」
「なぜそこに穴を開けてるか、気になってた……。尤も、銃口すらも通らん程度のわずかな穴だが…」
若亭が続ける。確かに、言ってる通りだ。その鎧には、穴が開いてる。左胸の位置に。そしてその下は…、おそらく防具は付けてない。穴は小さいけど、針とか銃弾くらいは通せる……。
「その理由はおそらく…………。
お前らは殺し屋として、自分たちにウィークポイントを残しておきたかったんだ………。人を殺すことにスリルを、快感を味わうためにな…」
その指摘に、2Aたちは何も言わない。無表情で否定しないってことは、図星なんだろうか。だけど、若亭がピンチな状況は変わらない。どうするつもりなのか……?
彼は言った。
「自亭の拳銃なら隙間を通して、お前らの心臓に風穴を開けることが可能だ」
! 拳銃…。
「隙間から銃弾通して、てめぇの胸撃ち抜く」
若亭が宣言した。奴らが驚く。
「ハッ、何を言ってるんだお前は…。私は今からこのボタンを押し、レーザーでお前を撃ち抜くんだぞ? その一瞬で腰のベルトに付けたホルダーから拳銃を出し、鎧の隙間を的確に狙い、私の胸を撃ち抜くと言うのか? 死に際だからって…、戯言にも程があるぞ!」
2Aが嘲笑するのに彼は、
「じゃあ、さっさとレーザーの発射ボタンを押してみろよ…」
と強気だ。
これ、早撃ち対決だ……。2Aがレーザーのボタンを押すのと、若亭が取り出した拳銃の引き鉄を引くのと。どっちが早いか…。だけど、不利だぞ若亭は。彼にはやる工程がいっぱいあるのに対して、2Aはボタンを押すワンタッチだけだ。しかも、指もすでに掛けてあるし…。
「おいアン、若亭の早撃ち記録って…」
蒼男が聞いてくる。
「知らないわよ。あいつ、そんなの教えてくれないもの」
「だけど可能性は限りなく低ぇぞ…。ほんとにできるのかな………」
分からない。だけど、若亭のあの強気の笑みは…、本当に2Aに勝つつもりだ。
「ふん…。我々”イニシャルキラー”の目的は、葉後高校を生徒が大量に死ぬ地獄に変えて潰すこと!! ”ハート警察”が誇る悪魔の命も、ここまでだ…!!」
そう話す2Aの声は、高揚して上ずってるように聞こえた。勝利を確信して、若亭の死に様を想像してるんだわ。
撃ち抜かれるのは、どっちか……。教室内は、静寂と緊張に包まれた。
次回は4月20日(日)更新予定です。