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隠れBAR

作者: 櫂斗
掲載日:2023/10/05

今日もとある店の開店時間だ。


今日のお客様はどうやら自分の今後に悩んでいるらしい。


「最近自分自身に自信が持てなくて、、、」

どうやら彼女は大分悩まされているようだ。

「何故自分に自信が無いのですか?」

そうBARの店主が聞くと彼女はこう答えた。


「仕事は決まらないし、特技もないし、かと言って自分の見た目が良い訳じゃないし。」


「特技がないと、特徴がないと、何もできないのですか?」

その店主の返しに彼女は思いのほか驚いたようだ。

マスターは続けてこう聞いた。

「この世の中の成功してる人間はみんな誰しもが見た目や特技があると思っているのですか?」


彼女はこの問いに少し考えていると店主はこう聞いた。

今飲みたいカクテルがないなら私が選びましょう。と、

決まっていなかったのだろう、こくんと頷いた。


こちら「オールドファッションド」です。


「このカクテルは?」


「このカクテルはアメリカでもっとも古くは早く考案されたウイスキーベースのカクテルであり

古くから愛されているカクテルになりますそしてこのカクテル言葉は‘‘我が道を行く‘‘です

古くからあるカクテルですがそのスタンスは変わらず今でも多くの人が愛飲しているものです。

時代の流れや、流行などに左右されずブレることのないこのカクテルはそのようなカクテル言葉が

尽きました。どうぞ。」


「程よい甘さで美味しい。、、、」

店主の説明を聞きながらカクテルを飲む彼女はいつの間にか笑顔になっていた。


「どうですか?自分のスタンスを変えず我が道を貫いてみてはいかがでしょうか。」

そう言われた彼女は吹っ切れた笑顔で、というよりやる気が出たような笑顔で

「私もう一度頑張ってみます!」


そう言って勘定を済ませた彼女は店に来た時とはまるで別人のように自信に溢れた

表情で店を後にした。


今日も「BAR」に明かりが灯る。

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