第473話
「ほな!
今日のメインイベントと行こうか?
そのヴァルロスと、戦艦!
鹵獲させて貰う!
ダギナスたちも、同上や!
撃墜したろう思って出撃して来たけど、
G²も、戦艦も、全機含めて鹵獲される事で、
オマエたちに、更に新統合の上層部からの信頼を無くさせて、
職を失わせたる!
アヴァドンのミケの名が、
伊達や酔狂で付けられたアダナや無い事、
オマエらに、キッチリ教えたる!
戦艦ごと、マカロニに撃墜されたくなかったら、
今すぐ、全機、投降し!」
と、ミケさんが言い、
マカロニさんのフェストゥングも、
再度、大型レーザーレールキャノンを撃つ構えを取る!
それに対し、
「クッ…!
スレイプニルの皆さん!
ダギナスの皆さん!
吾輩が必ず状況を打破するので、
ここは、吾輩の命を聞き、
皆さんの命を欲しい!
悪いが、ここは、ダギナス部隊、
スレイプニル共に、
神風特攻‼」
と、無茶苦茶な事を言い出すキョクトウさん…⁉
だが…⁉
「それが推佐の命であれば!」
「ええ、推佐が願うなら!」
「我々《われわれ》は、推佐に賭けます!」
と、何故か、そんな無茶な命の中でも、
士気の高い、非常道試験部隊の皆さん…⁉
「行くぞ! 皆のモノ!」
と、キョクトウさんが命を下し、
『オー!』
と、ダギナス2機を両サイドに、
スレイプニルが、ヴァルロスを乗せたまま、
本当に突貫して来る…ッ⁉




