第465話
そして!
「やっぱ! うめぇ!」
「あーッ! コレコレ‼ コレなのよ‼」
「うんうん!
相変わらずの美味さやね!
流石、幻のシャケ弁当やで…‼」
「ボクは僥倖です‼ また…! また…! これを味わえて‼」
と、トロイメンカッツェのKGメンバーが歓喜の声を上げ!
「ホントだよ!
もうボク…この子と会えないと諦めていたんだ…。
でも…。また…会えた…!
ボクは…幸せ者だよ…‼」
「本当です…!
ああ神様…またこの子と会えた事…感謝します…‼」
「まさか、この歳で、オレが、またコイツに出会えるとはな…。
まあ…人生…捨てたもんじゃねぇってこったな…‼」
と、艦長たち、ブリッジメンバーも、大喜びで、
「な…何なんだ…コレ…⁉
凄い…‼ 凄過ぎて脳の処理が追いつかない感じだ…‼」
と、ライさんが、目を、とろんとさせて行き、
「うめぇ! うめぇぜ‼
メチャクチャな美味さじゃねぇか⁉
コレ‼」
と、レフィル君も舌鼓を打ち、
「マジだ⁉ スゲェ⁉
どうなってんの⁉ コイツ⁉」
「これは…。もはや…神の御業の領域だな…。」
「くぅ~!
これには、ヒーローのオレでも、
流石に負けを認めるぜ!
オレは負けた…!
完全敗北って奴だ…!
今日から…オマエが……!
真の…真の…ヒーローだ…‼」
「もう凄過ぎて…お箸が止まらない…‼
私…もう…他のモノが食べれない身体になっちゃう…‼」
と、セイントフォースの面々《めんめん》も、
この幻のシャケ弁を、存分に味わっている、ご様子‼
「皆さん、味わい倒してるっスね!
これはオイラも負けてられない…!」
と、叫ぶオイラに、
『ええ…私も…食を得れる身なら、
これ程の料理…頂きたい限りです!
ですから…!
ご推進下さい……マスター…ッ‼』
と、38も賛同してくれる!
「ああ…! 38…ッ!
よし! きっと、サラダや、惣菜たちも、凄い威力のはず!
だから…オイラも…オイラだって…!
この幻のシャケ弁を!
パーフェクトスケールで…味わい尽くしてやるっス……‼」
と、意気込み、口内に、ご飯を掻き込むスピードを上げた時…ッ‼
その悲劇は起こった…‼
 




