第464話
具材の内容は、以上!
ここまで見てきた通り、
その具材たちは素朴な内容でありながら、
そのどれもが見ただけで超ハイスペック‼
故に‼
「では! いざ! 参る!」
まずは、メインのシャケに箸を進める!
すんなり通る箸。
シャケが、簡単に分断できる!
何て凄い柔らかさなんだ⁉
そして、その分断されたシャケを口に入れた瞬間!
「な…何ィィィ~~~…ッ⁉」
美味い! 美味過ぎる‼
シャケの柔らかさ、香りも素晴らしいが、
その塩梅が、余りにも素晴らし過ぎる‼
こ…これは…ッ⁉
思わず、箸が、
まるでフルオートメイションの機械か何かになった様に、
自動的に、ご飯に進む‼
「ば…バカな……ッ⁉」
まず、そのご飯の、ふっくらとした炊き加減、
そして、穂のかな甘味溢れる米の味に、舌を奪われ!
「こ…こんなァ……ッ⁉」
それらが、さっきから食べているシャケと、
口の中でコラボする事で、
凄まじいハーモニーが、
激しい化学反応が起きた様に広がる…ッ⁉
「何なんだ…⁉ 何なんだ…コレは…ッ⁉」
もう、言葉が出ない…。
余りの美味さに、オイラの脳は、もう、
失神寸前になっている…ッ‼




