第457話
「ふへぇ~…。」
と、そのマカロニさんのロボの機体解説に、
驚嘆するしかないオイラ…。
「へぇ~!
良いじゃん! 良いじゃん!
オレのロボが強ぇぇのが分かって良かったぜ!
これで、オレを甚振った新統合の奴らも、
ボッコボコにしてやるぜ! へへへ!」
と、喜び、意気込むレフィル君!
「あんま調子に飲って、
せっかくのKDを壊すんじゃねぇぞ、レフィル!」
と、ケビンさんが釘を刺すが、
「ヘッ!
大丈夫! 大丈夫!
何たって、さっきマカロニって奴が言った様に、
ロボは超高性能なんだから、そう簡単には、やられねぇんだろ?
それに、どうせオレは戦艦の中からロボを操縦するだけ、
オレは危険な目に逢わねぇんだから壊れても良いんだよ!
もしロボが壊れても、オレ、痛くねぇし!」
と、涼しい顔で被りを振る動作をするレフィル君⁉
「オメェな!
責任感ってもんがねぇのかよ、オメェは⁉」
と、シャルさんが激高するが、
「責任感?
そんなもんで飯が食えるかよ⁉
オレはな、今までソロでTSして稼いできたんだよ!
だから、危険な事も多少はしてきたつもりだ!
だから、分かる。
人間、身体が資本なワケよ!
仕事で怪我したり、体調を崩せば、
途端に飯が食えなくなる!
オレは、せっかく、こんな超絶強いらしく、
便利な機体が手に入ったんだから、
もう、そんな目に逢うのはゴメンなんだよ!
だから、オレはオレの好きにやるぜ!
どうせ、このDコンは、もう外れねぇみてぇだし、
オレはロボと一蓮托生だしな!」
と、捲し立てるレフィル君。




